COMSAのICO案件「VERSES」とは

この記事では、COMSAのICO案件「VERSES」について紹介します。

ICOとCOMSAとは

VERSESを知る前に、そもそも「ICOとCOMSAってなに？」という方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に紹介しておきます。

ICOというのは、「Initial Coin Offering」の略で、電子トークンを新しく発行して、それを買ってもらうことでお金を集める資金調達方法です。

厳密には違いますが、株式の発行・販売とだいたい同じと考えてもらえば、理解しやすいと思います。ICOでは、この発行・販売をオンライン上で済ますことができます。

そして、COMSA（コムサ）というのは、そのICOを簡単に行うための手段を提供するサービスです。ICOに伴って必要となるブロックチェーン技術はもちろんのこと、トークンの発行・販売や、取引所Zaifでの上場に関わる諸手続きなど、ICOを最初から最後までサポートするサービスです。

ひとまず、『COMSAを使うと簡単にICOができる』と覚えてもらっておくと、問題ないかと思います。詳しくは、別の記事で紹介していますので、そちらをご覧になってみてください。

• COMSA（コムサ）とは｜仮想通貨の特徴
• COMSAのICO案件『CMJ』とは
• COMSAのICO案件『Looop』とは
• COMSAのICO案件『VERSES』とは
• ザイフ（Zaif）の特徴・評判・手数料｜仮想通貨取引所

VERSESとは

VERSESは、アメリカのVR（仮想現実）/AR（拡張現実）事業を手がける会社『CYBERLAB 9』が、将来提供する予定の新サービスです。

『VERSES』は、臨場感あふれる仮想世界の開発フレームワークを提供します。また、作成したゲーム・VR/ARアプリケーションを配布し、ユーザーがプレイできるプラットフォームにもなりえます。

2018年初頭でのICOが計画されています。

VERSESの公式サイト
 
COMSAでICOを実施し、『VERSES』のゲームエンジンやVR/ARプラットフォームの追加機能として『vCommerce』を実装します。vCommerceは、Virtual Reality Commerce （仮想世界内決済）の略称です。

VERSESに『vCommerce』の機能が実装されると、VERSES上のゲーム・VR/ARの仮想世界内で、ユーザーがアカウント間でアバターやアイテム等を、ブロックチェーンを利用して安全に取引できます。そのときの決済には、トークンや仮想通貨が使われます。

ICOで資金が集まった場合、世界のゲーム・VR/ARの開発者へのVERSESの導入支援や、学術研究分野におけるVR/AR技術の商用化に向けた開発などに用いられます。

 

CYBERLAB 9とは

CYBERLAB 9は、米国ロサンゼルス、シアトル、北京に拠点を持つ、デジタルメディア企業です。

近年は、VR/AR、人工知能、ブロックチェーン技術の導入コンサルティングやインキュベートも手がけているようです。前オバマ大統領の選挙キャンペーンを成功させた事で知られ、様々な受賞歴ももった会社です。

2017年10月に、ロサンゼルスで開催されたカンファレンスにて、世界で初めてパブリック・ブロックチェーン間の決済トランザクションを仮想世界の中で行うというパフォーマンスを見せたことで、話題となりました。

 

まとめ

以上、VERSEのICOについて紹介しました。

今後、テックビューロ株式会社は、『VERSES』財団と協業パートナーとして、支援していくようです。

ICOが中止となった（もともと決定ではなかった？）CAMPFIREの事例もありますので、今後の動向から目が離せない案件です。

ICOに参加するためには、COMSAを提供している取引所Zaif（ザイフ）に登録して、本人確認を済ませておく必要があります。

ICOへの参加を考えていらっしゃる方は、早めにZaifの口座を取得して、入金していつでも購入できるように準備しておきましょう。

直前になって申し込むと、登録が間に合わない恐れがあります。