Waves(ウェーブス)とは|仮想通貨の特徴・価格・チャート・取引所

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この記事では、仮想通貨のWaves(ウェーブス)について、その特徴などを紹介していきます。

この記事の信頼性

なるらく

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通貨名Waves(ウェーブス)
通貨略号WAVES
公開日2016年4月
時価総額順位下のRANK参照
発行上限枚数1億WAVES
取り扱い国内取引所なし
取り扱い海外取引所Poloniex(ポロニエックス)
Kraken(クラーケン)
公式サイトWavesの公式サイト
ホワイトペーパーWavesのホワイトペーパー
WikiWavesのWiki

 

目次

Waves(ウェーブス)の基本情報

Waves(ウェーブス)は、略号がWAVESの仮想通貨(暗号通貨)です。2016年4月に公開されました。

Wavesは、分散型のオープンな金融取引プラットフォームであり、CAT(Custom Application Token)とよばれる機能をウリにしています。

このCATは日本語に直すと、「カスタムアプリケーショントークン」で、Wavesプラットフォームのブロックチェーン上に、独自の仮想通貨を発行することができるというものです。プログラム言語のScalaで記述されています。

カスタムトークンは、様々な用途に使用できます。法定通貨や仮想通貨の送金・取引・保存といった基本の機能に加えて、トークンは理論上どんな機能でも追加可能となっています。

例えば、メッセージ機能、分散型取引所、クラウドストレージ、投票システム、匿名送金などの色々な機能をカスタマイズしたトークンを発行できます。そのほか、ビジネス導入に必要な機能やツール、サービスも用意されています。

このトークンもWavesブロックチェーン上にあるため、安全性も確保されています。

Wavesのプラットフォームは、「誰でも独自の暗号トークンを作ることができる」こと目指し、使いやすさを重視して設計されています。一部の専門知識をもったユーザーだけでなく、初心者にとっても使いやすいものを目指しています。 一般の人々に気軽に参加してもらえるように、

  • 簡単に使えるウォレット
  • わかりやすいユーザーインターフェース
  • ブロックチェーンのダウンロードが不要なライトクライアントによる高速なセットアップ

などがあります。

その一方で、ブロックチェーン開発者やビジネスユースの先進的なユーザー向けの公開APIや最新技術も提供されています。

Wavesプラットフォームは、Proof-of-Stakeコンセンサスアルゴリズムをベースにした独自のブロックチェーンを使用しています。

ブロックタイムは1分で、ブロック毎に100トランザクションを記録できます。ブロック生成プロセスは、フォージングまたはステーキングと呼ばれます。

マイナーのブロック生成機会は、マイナーの保有量と全体の保有量の比率をベースにします。

Wavesトークンの供給量は、1億 WAVESに固定されており、追加される予定は今のところありません。フォージング報酬は、生成したブロックに含まれるトランザクション手数料のみです。

より多くのネットワーク参加者が、より多くのトランザクションを行うことで、フォージング報酬が大きくなります。 このようにしてROI(Return on Investment)を拡大させれば、市場参加者の投資意欲を引き出せます。

Wavesのプラットフォームを利用した仮想通貨としては、MobileGoやインセント、ZrCoinなどがあります。これらはWavesプラットフォーム上でICOやトークンの発行をしました。

 

2016年のクラウドファンディングで最も成功した仮想通貨

仮想通貨のNxt(ネクスト)から分裂してスタートしました(後述)。2016年4月12日、Wavesプラットフォームのクラウドファンディングがスタートしました。

申し込みが殺到し、ICO初日には3,400 Bitcoin(当時のレートで約200万ドル)が集まりました。

2日目からも投資家が殺到し、最終的に、29,634 BTC(約1,600万ドル)を資金調達しました。これによって、Wavesは2016年で最も成功したクラウドファンディングと言われています。

  

Waves(ウェーブス)の特徴

Waves(ウェーブス)とは|仮想通貨の特徴・価格・チャート・取引所2
  • 通貨の略号はWAVES
  • 通貨の発行上限は1億WAVES
  • WavesはNxtから分裂してスタート
  • 分散型取引所(DEX)
  • クライアント内からのピアツーピア取引
  • あらゆるWavesのトークンを交換する
  • ほぼリアルタイムの順序マッチング
  • セキュリティのためのブロックチェーン決済

WavesはNxtから分裂してスタートした

Wavesは2016年の初旬、Sasha Ivanovがスタートさせました。

Nxt開発者が方針転換を宣言し、コミュニティ内にアセット投資家の論議を呼んだ後のことです。そこで開発方針の対立が生じたと思われます。 Wavesのコアチームを組み立てた後、SashaはWavesのICOの開催を宣言しました。

Wavesチームが、Nxt、BitShares、SuperNETなどのアイデアを利用しています。初期コミュニティメンバーを、NxtSuperNETから引き継いでいるので当然といえば当然ですが。

ただし、全ての機能を見直し、0からコーディングして改良していますので、もはや別物といえます。

 

CAT(カスタムアプリケーショントークン)

CATは、ブロックチェーンによって暗号学的に安全を確保されたデジタルトークンです。 Nxtが初めて導入しましたが、Wavesはこの機能を中心にプラットフォームを構築することで、Nxtよりも進化したCATになっています。

予備知識がない人でも、独自のデジタルトークンを発行・管理できるようにすることを目指しています。

インストール、アカウントの作成、トークンの作成、といった作業は5分程度で済みます。必要な手数料はわずか1WAVESで、2017年の価値で数百円の金額で独自のデジタルトークンを発行できます。

もう1つの大きな改良が、トークンフレキシビリティ(Tokens Flexibility)と呼ばれるものです。 この機能はWaves上のプロジェクトとユーザーに、WAVES以外の他のトークンでトランザクション手数料を支払うチャンスを与えます。

2つ目のトークンとしてWAVESをアカウント内に準備せずとも、ユーザーは独自のトークンだけを扱う閉じたエコシステムを構築できます。

 

分散型取引所

分散型取引所は、アセットエクスチェンジやDexとも呼ばれます。この機能では、カスタムトークン同士の交換が可能です。

WavesのDex開発では、集中型注文マッチングと分散型セトルメントを組み合わせています。 つまり買い注文と売り注文がマッチした場合には、中央サーバーが即座にマッチング処理をします。

そして購入者と販売者の間で資金を移動するセトルメントは、ブロックチェーン上で実行されます。 このアプローチでは、従来の取引所と同じようにトレーディングが行え、そのうえで高度なセキュリティを確保できます。

 

ライトウォレット

ウォレットの一種であるライトウォレットは、ランダムに選択したフルノードを経由してリモートからブロックチェーンに接続します。

ブロックチェーンのダウンロードは、時間がかかる上にディスク容量を圧迫していました。これが改善されることでユーザーの負担が軽減されます。

この方法は、Nxt上にSuperNETが開発したものです。 Wavesは使いやすさと親しみやすさ追求し、このアプローチの再利用を決定しました。

一般的なウォレットは、複雑で非常に時間を消費するものばかりです。 Wavesのライトクライアントには処理性能の面で改良を加えており、さらにワンクリックのインストールと自動アップデートに対応したChromeアプリ版も提供されています。

  

Waves(ウェーブス)の価格推移・チャート

Waves(ウェーブス)のチャートは、Crypto Currency MarketCoinGeckoで確認できます。 

2016年

上場直後は1WAVES=150円の値をつけたものの、その後低迷し、2016年の間は1WAVES=20円台で推移していました。

2017年

2017年に入り、序盤こそ低迷したものの、5月から一気に上昇し、1WAVES=700円まで上昇しました。わずか3ヶ月で30倍以上の値上がりを見せました。時価総額も400億円を超えており、20位以内を維持しており、期待度の高さがうかがえます。
 

Waves(ウェーブス)の購入方法・取引所

Waves(ウェーブス)を取り扱う世界の取引所は下のようになっています。

Waves(ウェーブス)とは|仮想通貨の特徴・価格・チャート・取引所3

国内の取引所では取り扱っていないので、海外の取引所に口座を開設する必要があります。

海外の取引所では、Bittrex(ビットレックス)Liqui(リクイ)、Livecoin(ライブコイン)、HitBTC(ヒットビーティーシー)で取引が可能です。それ以外にも、Wavesの取引サイトから直接売買している人も多くなっています。

Bittrex

アメリカの会社によって運営されている世界最大級の取引所。アルトコインの種類は200種類程度。手数料は0.25%。手数料が高いので、サブとして利用。

Liqui

ウクライナに本拠地を持つ会社によって運営されている仮想通貨取引所。売買できるアルトコインの種類は日本の取引所に比べるとかなり多く、手数料も0.10%〜0.25%と安いが、ロシアとの距離が近くさまざまな噂が流れているため、利用者は少なめ。

HitBTC

ヨーロッパ系の仮想通貨取引所。売買できるアルトコインの種類は200種類超。手数料は0.09%〜0.10%。筆者はPoloniexとHitBTCで資金を半々ぐらいで運用中。

海外の取引所で取引するには、国内で口座を開設し、BTCなどで送金する必要があります。規模の小さい取引所で口座した場合、倒産や資金が取り出せないといった事態に陥るリスクが高くなるため、大手のビットフライヤーやコインチェック、ザイフで口座を開設して取引するのが安全です。

取引・送金手数料の安さ重視なら、コインチェックザイフセキュリティの高さ重視ならビットフライヤーを利用するのがオススメです。

それぞれの取引所で口座を開設する方法は、下の記事で紹介していますので、「何から始めたらいいかわからない…」という方は参考にしてみてください。

まとめ

以上、Waves(ウェーブス)について紹介しました。

この記事をお読みになった方の中には、「Wavesについて興味が出たけど、自分で購入するのはちょっと不安」という方もいらっしゃるかと思います。

そういう方向けに、自分のお金を使わずに仮想通貨を入手する方法というものがあります。一つはアフィリエイトとよばれる方法、もう一つはポイントサイトを利用する方法で、どちらも副業として人気トップクラスの方法です。

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下の記事でやり方を紹介していますので、興味がある方はご覧になってみてください。

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