この記事では、これからアフィリエイトブログを始める初心者の人に向けて、特化型アフィブログと雑記型アフィブログのどちらがいいのか紹介していきます。
- 特化型と雑記型って何が違うの?
- 要はどっちがいいの?
アフィブログを始める初心者が最初に悩むのが、「特化型と雑記型のどちらがいいんだろう…?」という問題。
結論としては、「どっちでもいいからまずは記事を書き始めるのが優先」です。
カテゴリーをきちんと分類すれば、「特化型→雑記型」「雑記型→特化型」のどちらにもあとから変更できるので、どっちにしようか迷っているのはもったいないので、まずは記事を書いていきましょう。
この記事の信頼性

この記事を書いている私は、ブログアフィリエイト歴3年。広告代理店でアフィリエイト担当2年。ASPの人と仕事をしています。
- Web広告代理店でアフィリエイト担当
- 仮想通貨ブログ収入:最高 300万円/月
- VODブログ収入:最高 100万円/月
▼ブログアフィリエイトの始め方
まずはブログの形式の型を知ろう
アフィブログの型を大きく分類すると、特化型と雑記型、ハイブリッドの中間型があります。
- 特化型
- 雑記型
- 中間型
特化型ブログとは
特化ブログは、特定のジャンルに絞って記事を書いていくスタイルです。
仮想通貨であれば仮想通貨系の記事を、化粧品であれば化粧品の記事を書いていきます。
株式投資であれば株式の話ばかりを書いていくスタイルです。
特定の商品をオススメしやすい反面、その分野に対してかなり専門的な知識が必要となります。
雑記型ブログとは
雑記ブログとは、とくにジャンルを決めずに記事を書いていくスタイルで、ブロガーの個性が出やすいと言われています。
ジャンルが複数にまたがるため、最初のうちはどれも情報が浅くなりがちです。集客が一番のネックとなります。
一度ファンがついてしまうと、毎日訪れてもらいやすくなりますが、あまり商品を宣伝していると、ファン離れも起きるので、収益化の面で神経を使うことになります。
最近は中間のスタイルも増えている
雑記型は幅広くなりすぎる、特化型は専門的になりすぎる、ということで、両方の中間をとったようなサイトが増えています。
ある程度専門的な内容を自分の意見なども交えながら紹介していくスタイルです。
イメージとしては、雑記ブログのジャンルを4つ程度以内に絞るという感じでしょうか。ブログ界で有名なクロネさんは、これを雑誌型ブログと名付けています。
なかなか的を射たネーミングです。
たとえば、紙媒体の「お金にまつわるお役立ち情報」的なサイトでは、株式投資、節約、クレジットカード、副業の内容がバランスよく取り上げられています。
ブロガー界で有名な、イケハヤさんは一時期は「仮想通貨」と「住居」、「資産運用」の記事ばかりを公開していました。
このように、ある程度ジャンルを絞ることで、そのジャンルに興味を持っている人は、「このサイトはこのジャンルで役に立つ情報が多そうだ」と感じて繰り返し訪問してくれるようになります。
収益化なら雑記ブログより特化ブログの方が優れている
私は、特化型と雑記型を含めて6つほどブログを作りましたが、収益の上限が高いは特化型アフィリエイトブログでした。
広告代理店で働いていたときにアフィリエイトデータをいろいろ見ていましたが、これはアフィリエイト業界全体にいえる傾向です。
特化ブログの方が、そのジャンルのキーワードで上位表示されやすいですし、読者もリピーターになりやすいので、結果として広告も見られやすくなります。
それに加えて、ASPから案件の特単(=特別単価)をもらいやすいという点です。
特単をもらうと、成果報酬が1.5倍とか2倍とかになったりします。
それ以外にも、「純広告(月〇〇万円で特定の場所に広告を設置する)を載せないか?」という話が来ることあります。
こういったオファーは、一つの案件で月5〜10件以上の成果を出しているときやすくなります。
一方で、雑記型の場合は、扱える広告は増えますが、一つ一つの広告案件の成果発生数は少なくなるため、特単がもらいにくくなるというわけです。
逆に、特化型ブログは、扱える広告案件数は絞られますが、『成果発生数の増加+単価のアップ』という2つのメリットを享受できるので、稼ぎやすいというわけです。
ここだけ聞くと、「特化型ブログの方がいいじゃん」と誰でも思いますが、ブログ初心者が特化型で始めるときは、途中で挫折しやすいという落とし穴があります。
カテゴリー分けを使えばブログは特化と雑記どっちにも変更できます
特化ブログと雑記ブログは、一般的に区別されて書かれているため、どちらにしようかとブログアフィリエイト初心者は迷ってしまいます。
- 特化型の方が稼ぎやすいって言われてるしな…
- でも雑記型の方が書くネタに困らないしな…
とか色々悩みます。
しかし、カテゴリー分けさえうまく使えば、特化型サイトの中でもいくつものジャンルを扱えますし、雑記型でも分類をしっかりして特定のジャンル特化型に近づけていくこともできます。
私のサイトも、雑記ブログ→特化ブログ→雑記ブログ(雑誌ブログ)というように行ったり来たりしています。
雑記型ブログをやっていて完全特化型ブログ(=一つのジャンルのみ)にしたいのであれば、別ドメインに記事を移してサイト名を変えればOKですし、特化型サイトの中で「運営者からのお役立ち情報」のようなコンテンツとして、これまでの記事を全部一まとめにして、特化したいジャンルに再編成することもできます。
なので、特化ブログと雑記ブログのどちらで迷うかよりも、まずは記事を実際に書いてみて、自分に合うスタイルを見つけるのが先決です。
書き始めてみると、「得意と思っていたジャンルよりもこのジャンルの方が書いていて楽しい!」「アクセスを稼ぎやすいのはこういう記事なのか」といった、新しい気づきがあります。
そういった気づきを元に、カテゴリーを増やしたり削ったりすればOKです。
このときに「カテゴリーをどう分けると読者のため(=読みやすく)になるのか?」という視点で分類することが欠かせません。
特化ブログから雑誌/ 雑記ブログへの変更
サイトを運営していてよく行われる変更が、「特化型 → 雑誌型 or 雑記型」への変更です。
スタイルの変更というのは、「収入源を増やしたい」「一つのジャンルに依存するリスクを減らしたい」「書くネタに困った」といった悩みに直面したときに行われます。
ですので、特化型→雑記型というのはよく見られます。
『特化型→雑誌型/ 雑記型への変更』の簡単な例を紹介しておきます。
仮想通貨に特化した記事を書いていた場合、読む人はお金や資産運用について関心が高いことが予想されるので、株式やFXというジャンルを増やしていくことで、金融系に特化した雑誌型サイトに仕上げていくことができます。
ここからさらに、「オススメの資産運用方法」といったコンテンツなどを足して行けば、雑記型へと変貌を遂げることができます。
雑記ブログから特化ブログへの変更
こちらもよく行われる変更です。
雑記ブログでいろいろな記事を書いていると、ときどきバズる記事とかが出てきます。
その時にそのジャンルの記事を増やしていくと、どんどんアクセスが集まっていくことになるので、自然と特化ブログへと変わっていくことになります。
継続できるのであれば、特化ブログでも雑記ブログでもOK
ブログで稼ぐために一番大切なことは、「ブログを書き続けること」です。
同じ記事数を書けるのであれば特化ブログの方が収益性は高くなります。これは間違いないです。
ただ、特化ブログでやり続けていると、ネタがなくて創作意欲がわ
なのでしかし、雑記型といっても「何を書けばいいかわからない!」という方も多いでしょう。
そういう方は、「自分が一番興味があること+3つのジャンル」程度に絞って始めてみるといいでしょう。
これはいわゆる「雑誌型ブログ」と呼ばれるもので、ブログ界で有名なクロネさんが(おそらくですが)最初に提唱したネーミングです。
わかりやすいので、私も使っています。
ジャンルを3〜5つ程度に絞ってみて、そのとき気になったことなどを書いていくイメージです。
同じジャンルの記事ばかりを書いていると、ネタに困る時がありますが、複数のジャンルを扱えば相乗効果(シナジー)が見込めます。
この方法であれば特化ブログの恩恵もある程度は受けつつ、ネタ切れも回避できます。
何より実際に書いていく中で、自分が自然に筆が進むジャンル、書いていてドンドンネタが出てくるジャンル、読者受けがいいジャンルなど、感覚的にわかってきます。
私もこの方法でサイトを作り始めましたので、そのときの例を紹介しておきます。
当サイトの例
私の当時サラリーマンをやっていたので、副業をしてお金を増やすことに興味をもっていました。
まずはポイントサイトの記事を書いていたのですが、ライバルが強いですし、書くネタに途中で困ってきたため、ジャンルを増やすことにしました。
「お金に関することはみんな興味あるはず!」と考え、比較的お金関連でシナジーが見込めそうな、「ポイントサイト」、「節約」、「副業」、「資産運用」の4つのジャンルを選定。
その中で書いていた仮想通貨が当たったので、それ関連の記事を増やしていくことで、12ヶ月目で60万PVを達成することができました。
カテゴリーを分けて雑誌型ブログにしよう!
この仕組みをブログに置き換えてみましょう。「雑記ブログ」と「専門特化ブログ」の中間のパターンです。
テーマの数は3~5個くらいのサイトが多いです。
それぞれのテーマに関係性があると、読者も別の記事を読んでくれやすくなるので、基本的には関連性が高いものを選ぶのがおすすめ。
シナジー(相乗効果)が狙えます。
アフィリエイトブロつに特化した記事を書いていた場合、読む人は稼ぐことや副業について関心が高いことが予想されるので、転売やYoutuberというジャンルを増やしていくことで、副業系に特化したサイトに仕上げていくことができます。
このときに、アフィリエイトのような大きな枠組みを親カテゴリー、アフィリエイトの中でも、ワードプレス、ASP、SEOなどで細かく分けることができ、これを子カテゴリーといいます。
例として、副業系総合メディア・ブログを目指す場合、関連性が高い下記のようなカテゴリーに分けることができます。
- アフィリエイト
- 転売
- 動画配信・実況
- 資産運用
これで4つの親カテゴリーに分けることができました。
これだけだとカテゴリー分けは不十分です。
幅が広すぎて、ユーザーが情報を探すときに不便です。ここからさらに子カテゴリーまで分けることで、目的別の記事を見つけやすくなります。
- アフィリエイト(ワードプレス、ASP、SEO、ノウハウ)
- 転売(仕入れ先、販売先、ノウハウ、起こりがちなトラブル)
- 動画配信・実況(動画編集方法、オススメツール、喋り方のテクニック、話題の動画)
- 資産運用(株式投資、FX、ロボアドバイザー、仮想通貨)
といった具合に、親カテゴリーよりも範囲を狭めたカテゴリー設定(=子カテゴリー)をしてあげると読者に優しいサイト設計になります。
ワードプレスブログの場合、『タグ』を使って子カテゴリーを管理するとわかりやすいです。
カテゴリー分けは初めてサイト訪問する人でもわかるように!
「カテゴリーってどう分けたらいいかわからない…」と最初は悩んでしまうと思います。
私もここは苦労しました。
とはいえ、Googleの基本方針である「ユーザー目線のコンテンツ作り」を意識すればOKです。
この場合、ユーザーが読みたい記事を探しやすいような分類をするということになります。
正解はサイトによって異なるので、友人などにサイトを巡回してもらって、見易さを確認してもらうのも一つの手です。
カテゴリー分けのQ&A
- カテゴリーを分類するときの基準は?
- 1つの記事にカテゴリーを2つ設定してもいいのか?
- 未分類はありか?
- カテゴリーをどう決めるのが正解か?
- カテゴリーを分類するときの基準は?
-
ユーザーが探しやすいかで判断
WEBサイトにおいては、一にも二にも「ユーザー目線」です。
ユーザー目線に勝るものはないということを覚えておいてください。なので、ユーザーが探しやすいような分類を心がけましょう。
このときに注意が必要なのは、カテゴリー名によくわからないもの、一般的ではない名称を付けないという点です。副業を例にとると、複業という定義もできていますが、一般的に普及が進み検索数も多いのは、『副業』の方になるので、その方がユーザーはわかりやすくなります。
ユーザー目線読者が探しやすいかで判断しましょう。ただし、一度分けてみたら、必ず「読者目線」で考えてみてください。
特定のジャンルについて関心を持ってくれた人が、1つ1つの記事にたどりつくためには、その子テーマで本当にいいのでしょうか?記事が増えたら変わることもあるので、定期的に見直しましょう。
- 1つの記事にカテゴリーを2つ設定してもいいのか?
-
よくはないがダメでもない
これもよくありますが、その場合は、「2つのカテゴリー」にとりあえず入れておくといいでしょう。
カテゴリーが2つ設定されているからSEO的に不利ということはありません。
WordPressの構造上の問題(パンくずリストなど)から、カテゴリー分類は一つの方がいいと言われています。カテゴリーが2つにまたがる内容も多いでしょう。
そして、しばらく経ってから見直してみると、新しく作ったカテゴリーに分類し直したり、リライトしているうちにどこかのカテゴリー寄りの記事になって1つに絞れたりします。
記事を書くことが最優先なので、迷った時は「とりあえず保留にして記事を書こう!」という姿勢でOKです。
- 未分類はありか?
-
手抜き感が出るので、なし
初めのうちはカテゴリー分類を考えるのが面倒で、「未分類」というジャンルのまま放置することがあります。
これもなくしましょう。手抜き感がありますし、情報をどうやって探したらいいかわかりません。
読者の気持ちを考えてみましょう。「ウェブメディアは一瞬で嫌われるメディア」ということを忘れないでください。欲しい情報を探す手間をユーザーにかけさせてしまうと、そのサイトでわざわざ情報を探すことをせず、検索し直してしまいます。
せっかくあなたの記事が読まれるチャンスがあったのに、わざわざそのチャンスを逃していることになります。
早いうちに、多少を無理をしてでもカテゴリーをひねり出しましょう。
なお、複数のテーマを扱う場合、記事を探すのが難しくなる為、内部リンク(記事間のリンク)の重要度が増します。
次の記事で詳しく書いているので、ぜひお読みください。
- カテゴリーをどう分けるのが正解か?
-
正解はないのであとから修正
カテゴリー分けに正解はありません。記事を増やしていく中で、カテゴリーを修正したりなんてことはしょっちゅうです。
当サイトもカテゴリー分けを途中で何度も変えています。
いずれにせよ、アフィブログを始めたばかりの初心者が、いくら考えても最適な答えは出ません。何年もやっている上級者ですらベストな答えを見つけられておらず、カテゴリー設定をやり直すことがあるぐらいですから。
初心者は、いろいろ書いて記事が溜まってきたら、カテゴリーについて見直してみる、でいいかなと思います。カテゴリーなんていくらでも変更は可能です(ちょっと手間はかかりますが)。
考えているだけでは意味がないので「まず書き始める」ということを実践しましょう。記事が溜まってくるとなんとなくのカテゴリーも見えてきます。一番ダメなのは「行動しない」ことです。
まとめ
アフィブログを始めるのなら特化型と雑記型のどちらでもOKです。
カテゴリー分けという考え方を理解し、うまく使うことで、ブログを拡張させることも縮小させることも自由自在になります。
サイトの成長に応じていくらでも拡張させることができるのが、アフィリエイトという副業のいいところなので、まだ始めていない方は、早速初めてみましょう。
お金をほとんどかけずに始めることができますよ。
本気で稼ぎたいなら『ワードプレス+独自ドメイン』でアフィリエイトを始めましょう。以下でワードプレスでのサイトの作り方を紹介しています。



アフィリエイトブログで稼いでいきたい人は、下記のようなステップでブログを作っていきましょう♪
アフィリエイトをこれから始める人は下のような流れで進めていきましょう
まずはサイトを作りましょう!
副業でガッツリ稼ぎたいのであればWordPressを使ってサイトを作成します。
手順は下の記事で詳しく紹介していますので、 参考にしながら設定を進めてみてください。


記事を書きながらASPにガンガン登録していきましょう。
どういう広告があるかわかると記事が書きやすくなります。
まずは初心者向けのASP3つに登録して、自分が書きたいジャンルの広告をいくつかチェックしてみましょう。
私の経験やオススメの転職サイトは、↓の記事で紹介しています。
サイトの完成度を高めていくことでアクセスを増やしていきます。
デザインを整えたり、記事数を増やしたり、SNSからの流入を増やしたり、サイトの総合力を強化していくことで、自然と広告収入が増えていきます。
基本的なやり方は紹介していますので、参考にしてみてください。
アクセス数の増やし方については、ブログ講座を参考にしてみてください♪
ブログ講座
- ブログアフィリエイトのやり方講座1 基礎知識を身につける
- ブログアフィリエイトのやり方講座2 戦略・段取りを考える
- ブログアフィリエイトのやり方講座3 サイトを立ち上げる
- ブログアフィリエイトのやり方講座4 サイトデザインを整える
- ブログアフィリエイトのやり方講座5 記事を書く前の下準備を行う
- ブログアフィリエイトのやり方講座6 記事を書く
- ブログアフィリエイトのやり方講座7 SEO対策を進めてサイトの評価を高める
- ブログアフィリエイトのやり方講座8 広告を貼って収益化する
- ブログアフィリエイトのやり方講座9 サイトを改善し続ける
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