この記事では、仕事で複数のクラウドファンディングのサービス運営者とやり取りがあり、プライベートでも利用して投資している私が、おすすめのクラウドファンディングィングサービスについて紹介します。
ユーザー側、サービス運営会社側、それぞれの目線を知っているので納得度が高いと思います。
- 資産運用を考えているけど株式取引はリスクが高そうだから手を出せない
- 預金しててももったいないからどこかで資産運用をしたい
こういった悩みを持つ人のために、投資先としてのクラウドファンディングの魅力を紹介していきます。
クラウドファンディングおすすめランキングを紹介する前に、簡単に自己紹介をしておきます。
広告代理店で金融系のクライアント全般を担当していて、古いものから新しい金融サービスまで幅広く学んできました。
なので、本当に稼げるものからそうでないものまでかなり詳しいです。
当然その中にはクラウドファンディングのクライアントも複数いるので、業界の裏側も多少知っています。
なので結構説得力があるランキングになっていると思います。
クラウドファンディングとは
クラウドファンディングとは、お金を借りたい会社(借り手)とお金を運用して増やしたい人(貸し手)をマッチングするサービスです。
クラウドファンディング事業を運営する会社は、インターネットを活用し、ウェブサイト上で資産運用したい個人から小口のお金を集め、その資金を企業に融資します。
サービスにもよるものの、最少投資額は1万円と、元本が少なくとも始めやすい資産運用方法です。
クラウドファンディングとは、「これから事業を始めたい」「新しい製品を作りたい」といったことを考えている法人や個人に対して、インターネットのサイト上でお金を投資してくれる人(出資者)を集めて、まとまった金額のお金を提供する仕組みのことです。
出資者は、そのサービスがうまくいけば、見返りとしてサービスや商品を受け取ったり、出資金に対して一定の金額が配当として分配されます。
クラウドファンディング(crowdfunding)という言葉は、crowd(群集・大衆)によりfunding(資金調達)を行うという意味から新たに作られた造語です。長いので『クラファン』と呼ばれることもあります。
トヨタ自動車やソフトバンク、ユニクロといった日本を代表する企業は「株式」で資金調達を行いますが、クラウドファンディングもほぼ同じような仕組みです。
このクラウドファンディングの中でも種類が細かく分かれています。
- 寄付型
- 購入型
- 貸付型
- ファンド型
- 株式型
日本でメジャーなのは”貸付型”で、貸付型クラウドファンディングは一般的に『クラウドファンディング』と呼ばれています。ワタシも資産運用でもっぱら利用しているのはこのタイプです。
最近、よく耳にする「ソーシャルレンディング」と「クラウドファンディングの違いを解説します。
ソーシャルレンディングとは、クラウドファンディングの一種であり、貸付型(融資型)クラウドファンディングに分類されます。
それぞれについて解説します。
クラウドファンディングとは
クラウドファンディングは、不特定の個人がインターネットを通じ、企業や個人が行うとする「課題解決策」に共感し、投資できる仕組みである。
クラウドファンディングは、米企業のINDIEGOGO(インディゴーゴー)などが、1990年代に無名アーティストの活動資金をインターネットを通じて募集し、寄付または募金の形で集めたことが始まりだ。その後、アーティストの活動支援だけでなく、さまざまな活動に広がり、現在では寄付だけでなく「投資」に近い形で広がりを見せている。
クラウドファンディングの「クラウド」とは群衆を意味し、多様な人たちが資金提供に参加できる仕組みのことである。少額の資金でもインターネットを通じて多くの人からお金を集めることにより、比較的大きな資金調達も可能になる。たとえば一人1,000円でも、1万人から集められれば1千万円の資金を集めることが可能だ。
投資金額が小さいと投資としての魅力は薄れるものの、「共感」や「思い」といった非金銭的なリターンも得られることで、お金だけでなく、ある種の寄付や募金のような社会貢献活動も併せ持つという特徴がある。
日本では、「Makuake(マクアケ)」や「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」などがクラウドファンディングサービスを提供している。
例えば、借り手に対して15%の貸出金利で融資を行い、クラウドファンディング運営会社が5%の手数料を取得すると、個人には10%の利回りが分配されます。
当然、借り手企業は資金を返済する必要があります。返済額とともに、利率(今回の場合15%)を毎月支払います。
なお、元本は満期に一括返済する形もあります。
クラウドファンディング運営会社はこのうち、支払われた利率から数パーセントを営業者報酬として取得し、残りが投資家への利回りとなります。
利回りの計算式は、
利回り=貸出金利-営業者報酬
となります。
ソーシャルレンディングは融資型クラウドファンディング
個人から資金を集めるという仕組みを持つため、ソーシャルレンディングはクラウドファンディングの一つとして分類されます。
ソーシャルレンディングという背景で語られる場合には、融資型クラウドファンディングや貸付型クラウドファンディングと呼ばれることもあります。
また、投資型クラウドファンディングと混同されることがあるものの、投資型クラウドファンディンとソーシャルレンディングは異なります。
クラウドファンディングの市場規模(国内 VS 海外)
日本ではまだクラウドファンディングはそれほど盛り上がりを見せていませんが、海外ではかなりの勢いで伸びています。
2014年の調達額は約2兆円。2015年には約4兆円となっています。
対して日本は、
2014年には143億円ほどだった市場規模(調達額)も2015年約310億円、2016年約533億円、2017年約1,316億円と成長が続いており、2018年以降もさらに成長が進むと予測できます。
クラウドファンディングのメリット
- 利回りが高い
- 手間がかからない
- 値動きがない
- 保全性が高い
ここからはクラウドファンディング投資を行うにあたり、良い点や悪い点、注意するべき点について解説します。
クラウドファンディングのメリット①:利回りが高い
ゼロ金利とも言われるこの時代にクラウドファンディングにおける平均利回りは8%と高い水準です。10年以内に元本が2倍になるほどの利回りは魅力的でしょう(複利計算)。
個人投資家へ高利回りを分配するには、融資における貸出金利を高く設定する必要があります。
この高い貸出金利が実現できる理由は、財務的には健全でも銀行から融資を受けられない企業があるからです。
創業年数が浅い企業や小額、借入期間の短い融資である場合、銀行からの融資を受ける難易度は上がってしまいます。
一方、クラウドファンディングは柔軟に融資審査を行います。
借り手企業が本当に借入金を返済できるかという確実性は厳しく審査するものの、必ずしも創業年数などに縛られない審査体制を築いているのです。
クラウドファンディングのメリット②:手間がかからない
クラウドファンディングは元本の価格変動がありません。
一度投資すると基本的には運用期間が終わり、満期償還(分配方法による)されるまで何もする必要がありません。
※デフォルトが起こった場合には元本が毀損します。
クラウドファンディングのメリット③:値動きがない
クラウドファンディング(クラウドファンディング)は基本的に値動きがありません。
株式投資などをしたことがない人にとっては、これってメリットになるの?と思われるかもしれませんが、とても大きなメリットになります。
というのも、株式投資みたいに毎日値動きがあるものに投資してしまうと、今日はどうなっているかついついチェックしてしまうのが人間。
ワタシも仕事中に値動きを見たり、大きく下がっているときは価格だけ気になって仕事が手につかない時もありました。
クラウドファンディングのメリット④:保全性が高い
クラウドファンディングにおける過去3年間の貸し倒れ率は1.47%と、比較的保全性が高い金融商品です(2018年1月25日現在、クラウドポート調べ)。
しかし融資という特性上、今後デフォルトが起こることは十分考えられます。デフォルトが起こった際の損失を最小限にするよう、後述する分散投資を心がけましょう。
また、投資できるファンドの中には担保や保証が付いたものもあります。
担保などがある場合は、貸し倒れが起きた際にクラウドファンディング運営会社が担保の取得及び売却をはかり、債務履行を求めるため、比較的保全性が高くすることができます。
クラウドファンディングのデメリット
クラウドファンディングのデメリット
- 個別株のように短期間で大儲けはできない
- 元本割れのリスクはある
- 資金がすぐには引き出せない
保全性も利回りも高く、運用が楽なクラウドファンディングですが、もちろんデメリットもあります。
クラウドファンディングのデメリット①:個別株のように短期間で大儲けはできない
FXや株式投資など、元本自体が価格変動をできる投資、また、レバレッジをかけられる投資は、元手資金を数倍にすることも可能です。
しかし、クラウドファンディング(クラファン)では高くとも利回り13%ほどです。
元本の価格変動がないため、大きな損失を被りづらい一方で、一攫千金は狙えません。
コツコツと安定的に運用し、着実に利益を重ねていく投資商品であると認識しましょう。
クラウドファンディングのデメリット②:元本割れのリスクはある
クラウドファンディングは企業の事業に投資しているので、当然大元の企業が倒産などすれば、元本が返ってこないリスクはあります。
なので、ファンドや事業者を選択する際には注意が必要です。
貸し倒れとは
借り手企業の事業不振などが理由で、貸付金の返済ができない状態になると貸し倒れとなります。
投資家にとっては投資金の一部または全額が返済されないため、損失を被ることとなります。
返済遅延とは
満期までに償還を行うことができず、期日を後ろ倒しにすることです。
元本の返済が不能な状態を意味する貸し倒れとは異なり、返済遅延はあくまでも将来的に元本を償還する前提です。
クラウドファンディング のデメリット③:資金がすぐには引き出せない
クラウドファンディングでは、基本的には、一度投資を行うと満期を迎えるまで資金を引き出すことはできません。
これは借り手の返済遅延が起こった際も同様です。
投資案件としては、6〜12ヶ月ぐらいが多いので、最低半年は引き出せないという前提で無理のない範囲で投資しましょう。
この点については、償還期間が3ヶ月などの短い案件を選ぶことで多少避けることはできます。
クラウドファンディングおすすめ比較ランキングの評価基準
クラウドファンディングのランキング根拠を下の基準をもとに評価をつけています。
クラウドファンディングを選ぶ際のポイントは、以下の5つです。
クラウドファンディングの5つの評価基準
- 会社の信頼性
- 配当利回り
- 案件の豊富さ
- 募集実績
- 元本回収率
クラウドファンディングのおすすめ人気比較ランキング評価基準①:会社の信頼性
クラウドファンディングランキングで選ぶポイントで重視する必要があるのが会社の信頼性です。
クラウドファンディングのおすすめ人気比較ランキング評価基準②:配当利回り
クラウドファンディングで取引する際は、はじめに『どのように取引するのか』の条件を設定します。
そのため設定が簡単で、誰でもスムーズに取引を始められます。
クラウドファンディングのおすすめ人気比較ランキング評価基準③:案件の豊富さ
クラウドファンディングを提供する会社は、今どこもユーザーを獲得しようとしてキャンペーンを数多く行っています。
クラウドファンディングのおすすめ人気比較ランキング評価基準④:調達金額の実績
クラウドファンディングは手数料のどちらも発生する場合もあるので、なるべくコストを抑えれる会社を選びましょう。
クラウドファンディングのおすすめ人気比較ランキング評価基準⑤:元本回収率
この記事で紹介しているクラウドファンディング会社はすべて金融庁に登録されていますので、そこは安心して下さいね!
クラウドファンディング投資のコツ・注意点
クラウドファンディング投資は、コツコツと利益を積み上げていく資産運用方法なので、日本人の気質に合っています。とはいえ、注意した方がいいポイントもいくつかあるので、ランキングを見る前に解説しておきます。
コツや注意点を知っておくことで投資のリスクを抑えましょう。
企業への資金貸付という性質上、融資先が財政難に陥るなど想定外の事態が起こるとデフォルトとなります。
投資を行う際は事業者やファンドのリスクを事前に見極めましょう。
- 元本割れのリスクがある
- すぐには換金できない(=流動性がない)
- 分散投資を心がける
- 配当が支払われたらすぐに次の投資に回す
クラウドファンディング投資の注意点①:元本割れのリスクがある
クラウドファンディングは比較的安定したリターンが見込める投資先ですが、投資である以上、元本割れのリスクは存在します。
融資型クラウドファンディングは元本割れリスクは低いですが、投資型クラウドファンディングでは元本割れのリスクが少し高くなります。
なので、「企業家を応援したい!」という熱い気持ちを持っている人は別として、元本割れのリスクを避けたいのであればクラウドファンディングがメインのサービスを利用しましょう。
クラウドファンディング投資の注意点②:すぐには換金できない(流動性に欠ける)
案件に出資すると、その出資したお金は、あらかじめ決められた時間(=満期)まで引き出すことができません。
できるだけ投資に回したいという気持ちになるのはわかりますが、どういった不足の事態が起こるかわかりません。
怪我や病気になったり、突然引っ越す必要が生じるなど、突然お金が必要になる場面があります。そういった時に貯金を全部クラウドファンディングに出資しているとお金を引き出せないので、あくまでも余裕資金を投資するように心がけましょう。
毎月自由に使えるお金=手取り収入ー家賃ー交際費ーその他固定費=10万円
ぐらいになるなら、毎月2〜3万円を投資するイメージです。
クラウドファンディング投資の注意点③:分散投資を心がける
分散投資とは、一つの商品に全財産を投資するのではなく、複数の投資対象に少額ずつ投資することで、リスクを分散させることです。
1つの会社に100万円投資するのではなく、10個の会社に10万円ずつ投資することで、1つの会社が倒産したときに失う金額を抑制することができます。
クラウドファンディング投資においても分散投資は欠かせません。複数のファンドに投資金額を分けるだけでは、分散投資として不十分です。
以下の4種類の分散を意識した投資を行いましょう。
- 事業者
- テーマ
- ファンド(金額)
- 融資先
クラウドファンディング投資の注意点④:配当が支払われたらすぐに次の投資に回す
配当が支払われたら、その配当を新しい案件になるべく早く投資する事を心がけましょう。
これは複利効果を最大限に活かすためです。複利運用とは、運用により得た収益を再投資することで、利益が利益を生んでいき雪だるま式にどんどん利益が大きくなっていくことです。
複利運用を意識し、
- 投資予定の資金はできる限り間を空けず投資すること
- 利益を使ってしまわず、投資に充てること
を意識しましょう。
人気クラウドファンディングおすすめ比較ランキング
- クラウドバンク
- バンカーズ
- Funds
- FUNDINNO
- イークラウド
- Unicorn
- Makuake
- kibidango
ここからはクラウドファンディングおすすめランキングを紹介していきます!
ファンドの早期償還は悪いことではない
クラウドファンディングには早期償還という予定の運用期間よりも早く貸付金を返済されることがあります。
クラウドファンディングの投資家の中には、この早期償還を嫌う人もいます。
「想定利回りでは6ヶ月間、3万円の分配金が毎月確実に入ってくるはずだったのに、運用が3ヶ月で終わってしまったらまた投資先を探す必要に迫られる」といったことを面倒に感じる人も多いでしょう。
しかし早期償還が行われるということは融資先がしっかりと事業を成功させており、満足な返済能力があるということの証明にもなります。
それだけ健全な融資先を複数確保しているということは、そのクラウドファンディング会社に見る目が確かにあることの証となるでしょう。
また、都内の不動産投資の案件を扱っているオーナーズブックでは、早期償還時には10%を超える高い利回りになることもあり、早期償還がユーザーにメリットのある形で運用されています。
人気クラウドファンディングおすすめ比較ランキング1位:Crowd Bank(クラウドバンク)
クラウドバンクのおすすめ評価度
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人気クラウドファンディングおすすめ比較ランキング:COZUCHI(コズチ)
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SYLA FUNDING(シーラファンディング)のメリット・デメリット
SYLA FUNDING(シーラファンディング)はクラウドファンディング業界の中でも一押しのサービスなので、ほかのサービスに比べてデメリットが少ないです。
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人気クラウドファンディングおすすめ比較ランキング:CREAL(クリアル)
評価項目 | 評価 |
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配当利回りと案件数の多さ、募集実績、どれをとってもクラウドバンクがNo.1ですね。
こちらも不動産投資型のクラウドファンディングサービスです。
ファンタスファンディングと同様、案件数が少ないのがネック。
CREAL(クリアル)のメリット・デメリット
CREAL(クリアル)はクラウドファンディング業界の中でも一押しのサービスなので、ほかのサービスに比べてデメリットが少ないです。
人気クラウドファンディングおすすめ比較ランキング:FANTAS funding(ファンタスファンディング)
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FANTAS fundingは案件が豊富なのが特徴で、見ていて飽きません♪
FANTAS funding(ファンタスファンディング)は、不動産投資型のクラウドファンディングサービスです。
人気クラウドファンディングおすすめ比較ランキング:TECROWD(テクラウド)
評価項目 | 評価 |
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配当利回りと案件数の多さ、募集実績、どれをとってもクラウドバンクがNo.1ですね。
この経験から私が得た気付きは、時間をかけず安定的に収益をあげられる投資商品を見つけることが、サラリーマンをしながら投資する人(兼業投資家)にとって大切だということです。
一般のサラリーマンは、仕事や家庭を抱えながら頻繁に売買をくり返すような投資を継続するには相当の負荷がかかるでしょう。
OwnersBook(オーナーズブック)のメリット・デメリット
OwnersBook(オーナーズブック)はクラウドファンディング業界の中でも一押しのサービスなので、ほかのサービスに比べてデメリットが少ないです。
人気クラウドファンディングおすすめ比較ランキング:CRE Funding(シーアールイーファンディング)
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物流拠点にのみ投資するという変わったクラウドファンディング案件です。
Amazon、楽天、メルカリの普及により、通販市場はますます伸びていますが、それに伴って物流拠点の需要が上がっています。需要が上がるということは、価値も上がるということ。
非常に魅力的な利回りが期待できるのがこのCRE Fundingです。
人気クラウドファンディングおすすめ比較ランキング:Funds(ファンズ)
評価項目 | 評価 |
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配当利回りと案件数の多さ、募集実績、どれをとってもクラウドバンクがNo.1ですね。
Fundsは、1つの口座で複数の企業のファンドに投資することができるサービスで、ファンド組成企業には財務状況や事業の計画性、適格性などの観点から厳密な審査を行っており、ファンド募集時にも個別ファンドごとの審査を徹底しているという特徴があります。
また、Fundsでは「関係会社貸付スキーム」を採用していることも大きな特徴で、ファンド組成企業と最終の借り手である外部企業との間に関係会社を挟むことで、仮に外部企業からの返済がなされなくても、その損失分は投資家ではなくグループ会社が負担することとなりますので、投資家が負う返済リスクをファンド組成企業とグループ会社間の返済に限定しています。
予定利回りは1.5%~6%と決して高くはありませんが、融資先が完全に不透明だったこれまでのクラウドファンディングと比べると透明性や信頼性の高いサービスと言えるでしょう。
このように、法整備の面や安定性の面においても、クラウドファンディング業界はまだ発展途上の投資手法だと言えます。それだけに、自分でいかにリスク管理を行うかが収益を生み出すためには重要になってくるのです。
Fundsのメリット・デメリット
その他のそこそこおすすめのクラウドファンディングサービスも紹介
先ほどまでは、ワタシが利用しているオススメのクラウドファンディングサービスを紹介しましたが、それ以外でも続々と新サービスが誕生しているので紹介していきます。
ワタシも追加で利用を検討しているものばかりですので、気になったものがあればぜひ利用してみてください。
人気クラウドファンディングおすすめ比較ランキング:ちょこっと不動産
こちらも不動産投資型のクラウドファンディングサービスです。
人気クラウドファンディングおすすめ比較ランキング:プロパティ+
新進気鋭のクラウドファンディングサービスがASSECLIです。
今のところ他のサービスに比べてメリットはほとんどないので、あえてASSECLIを使う必要はないです。
初めて始めなら、ほかのクラウドファンディングサービスをお勧めします。
人気クラウドファンディングおすすめ比較ランキング:BATSUNAGU(バツナグ)
ぽちぽちファンディングのネーミングは、「スマホでぽちぽち」 + 「クラウドファンディング」を表しています。
いつでも解約可能という珍しいクラウドファンディングサービスです。
- 1万円から始められる
- 管理の手間が不要で放ったらかしでOK
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- 資産形成・資産運用について学べる
人気クラウドファンディングおすすめ比較ランキング:Jointoα(ジョイントアルファ)
オススメできないクラウドファンディングランキング【株式型クラウドファンディングは手出し厳禁】
クラウドファンディングは株式型は元本が戻ってこない可能性が、融資型クラウドファンディングなどに比べて高いので、運用益重視の人は利用すべきではありません。
人気クラウドファンディングおすすめ比較ランキング:Funds(ファンズ)
評価項目 | 評価 |
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配当利回りと案件数の多さ、募集実績、どれをとってもクラウドバンクがNo.1ですね。
Fundsは、1つの口座で複数の企業のファンドに投資することができるサービスで、ファンド組成企業には財務状況や事業の計画性、適格性などの観点から厳密な審査を行っており、ファンド募集時にも個別ファンドごとの審査を徹底しているという特徴があります。
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予定利回りは1.5%~6%と決して高くはありませんが、融資先が完全に不透明だったこれまでのクラウドファンディングと比べると透明性や信頼性の高いサービスと言えるでしょう。
このように、法整備の面や安定性の面においても、クラウドファンディング業界はまだ発展途上の投資手法だと言えます。それだけに、自分でいかにリスク管理を行うかが収益を生み出すためには重要になってくるのです。
SYLA FUNDING(シーラファンディング)のメリット・デメリット
SYLA FUNDING(シーラファンディング)はクラウドファンディング業界の中でも一押しのサービスなので、ほかのサービスに比べてデメリットが少ないです。
人気クラウドファンディングおすすめ比較ランキング:FUNDINNO(ファンディーノ)
評価項目 | 評価 |
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会社の信頼性 | |
配当利回り | |
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配当利回りと案件数の多さ、募集実績、どれをとってもクラウドバンクがNo.1ですね。
エンジェル投資をやってみたい方にはオススメのクラウドファンディングサービスです。
上場前のアーリーステージ(まだ経営が安定していないタイミング)の会社に投資できる数少ないサービスです。
ワタシの場合は、株式投資をするならNISAやロボアドでいいやと思ったことと、口座開設申し込み時にサポートから送られてきたメールの文面からあまりいい印象を受けなかったので利用していません。
FUNDINNO(ファンディーノ)のメリット・デメリット
クラウドバンクはクラウドファンディング業界の中でも一押しのサービスなので、ほかのサービスに比べてデメリットが少ないです。
ワタシもクラウドファンディングの中では一番投資額をクラウドバンクにつぎ込んでいて利益が出ているので、あなたもぜひ利用してみてください。
人気クラウドファンディングおすすめ比較ランキング:CAMPFIRE Owners(キャンプファイヤーオーナーズ)
人気クラウドファンディングおすすめ比較ランキング:イークラウド
人気クラウドファンディングおすすめ比較ランキングUnicorn(ユニコーン)
株式投資型のクラウドファンディングサービスがUnicorn(ユニコーン)です。
時価総額が1,000億円以上のベンチャー企業のことを『ユニコーン企業』と呼びますが、そういう企業を生み出したいという思いから創業されたのがユニコーンです。
現在はまだ案件数は多くはありませんが、将来性に期待しましょう。
そのほかのクラウドファンディングサービス
今もサービスが続いているメジャーなクラウドファンディングサービスを紹介しましたが、上で紹介した以外にもクラウドファンディングサービスはあります。
まとめておきますので、参考にしてみてください。
- みんなで大家さん
- i-bond
- Ready for
- TATERU FUNDING(中止)
- maneo(中止)
- LCレンディング
- ガイアファンディング(中止)
- トラストレンディング(中止)
- ジェイ・レンディング
- クラウドリース
- スマートレンド
- みんなのクレジット
クラウドファンディングに投資する際の注意点
クラウドファンディングへの投資では、クラウドファンディング事業者と案件をしっかり吟味することで、安定的に収益をあげられると私は感じています。
クラウドファンディングに投資する際、特に私が注意している点をご紹介します。
クラウドファンディング事業者のリスク
maneo、オーナーズブック、Crowdcreditなどクラウドファンディング事業者が乱立するなかで、事業者選びは非常に重要です。
クラウドファンディング事業者が倒産したり、不正で業務停止になっていては、投資家の資金のリスクが高まります。
クラウドファンディング事業者選定の際、私は以下の点を注意して調べるようにしています。
- 株主構成
- 代表取締役の経歴
- ファンド案件の説明の丁寧さ
1点目の株主構成は外部企業の出資などが入っていれば、第3者によるチェックが行われているため、信頼度の指標としています。
2点目の代表取締役の経歴は、「過去に事業を失敗させてないか」「反社会的勢力でないか」などのチェックを行います。
過去に事業を失敗させている代表は、私の経験上、同じことを繰り返す可能性が高いと感じてます。
3点目の投資案件の説明の丁寧さは、貸出先企業の審査をしっかり行えているかを表すと考えています。
特に2点目と3点目に納得感がないクラウドファンディング事業者には、お金を預けたいと思いません。
融資先の貸倒れリスク
クラウドファンディング事業者が決まったら、次に融資先企業の選別が大切です。
貸倒れが発生すると、当初予定していた返済ができなくなってしまい、最悪の場合は投資家資金が毀損することになります。
日本リスク・データ・バンク社の独自調査によると、2016年12月の全業種の平均貸倒れ率は1.07%という結果が出ています。
つまり、100件貸出をすると1件はデフォルトが生じる計算になり、クラウドファンディングでも1.07%以上で貸倒れの可能性があると考えると、慎重に投資すべきであると考えてます。
貸倒れリスクへの対策
どれだけ頑張って調べても、必ず貸倒れ案件にあうリスクはあります。
そのため、私は貸倒れにあっても資金を回収する視点に立って、その案件の担保や保証について必ず調べます。
また、担保や保証があることを確認するに留まらず、担保や保証がカバーする金額とファンド総額を比較して、安全性を計測します。
例えば1,000万円のファンドで担保不動産の評価額が500万円しかない場合、万一の時に戻ってくる投資資金は半分程度になります。これでは資金を守ることはできません。
「担保や保証がカバーする金額がファンド総額を超えているか?」が重要なのです。
将来的には海外への投資がもっと盛んになる
海外の案件を専門に取り扱っている日本のクラウドファンディング会社にはクラウドクレジットやネクストシフトファンドなどがあります。現在は、日本国内の案件専門の会社も多いですが、今後は海外への融資案件の比率や数も増えていくことが予想されます。
おすすめクラウドファンディングまとめ
以上、クラウドファンディングのオススメランキングを紹介しました。
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