少額から参加できるクラウドファンディングサービスがどんどん増えています。ここでは2019年から始まった『ASSECLI(アセクリ)』について、メリットやデメリット、評判などを紹介していきます。
利用を考えている人で、早く結論だけ知りたいという人のためにポイントだけまとめます。
- アセクリには目立ったメリットはない
- 案件数が少ないので初心者向きではない
- 別のクラウドファンディングサービスがおすすめ
2020年時点ではそれほどオススメできるサービスではないので、
クラウドファンディングやソーシャルレンディングをこれから始めたい人は、こちらのサービスから始めるのがおすすめです。
- クラウドバンク
- SBIソーシャルレンディング
- リンプル

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ASSECLI(アセクリ)の特徴とは


ASSECLI(アセクリ)は、不動産クラウドファンディングと呼ばれるサービスです。
クラウドファンディングというのは、インターネット上で出資を募集し、大勢の人から少額の投資を集めてまとまったお金にして、大型の案件に投資を行う仕組みです。
その中でもASSECLI(アセクリ)は不動産事業への出資に特化したサービスを提供しています。
不動産会社の株式会社プレミアムバリューバンクが運営しており、
インターネット上で一般資産家から募った資金で不動産運用し、賃料や売却益を分配する仕組みです。
各不動産物件には、予想分配率が設定されているため、それを目指して株式会社プレミアムバリューバンクが物件運用をします。
アセクリは、これまでの不動産投資とは異なり、不動産投資をもっと身近に感じてもらうためのサービスとなっています。
身近に感じられる理由としては、「1万円」という低い資産から始められることや、全ての作業がインターネット上で完結する点が挙げられます。
これまでに「不動産投資は投資額が大きくて怖い」「わざわざ物件を見に行くのは面倒」などと思っていた方でも気軽に投資できるのが特徴です。
ASSECLIは、「不動産特定共同事業法」の許可を得ており、法律に則り、不動産事業を行い利益を皆様に還元します。
会社名 | ASSECLI(アセクリ) |
URL | https://assecli.com/ |
運営会社名 | 株式会社プレミアムバリューバンク |
本社所在地 | 東京都港区北青山3-2-5NH青山ビル4階 |
会社の設立日 | 2008年 |
資本金 | 100,000,000円 |
参考利回り | 4.0%~8.0%(2020年10月時点) |
投資金額 | 1万円から |
運用金額 | 4ヶ月~24ヶ月程度(案件により異なる) |
累計応募金額 | 40億円超(2020年7月時点) |
ASSECLI(アセクリ )のメリット・特徴


ASSECLI(アセクリ )のメリット
- 1口1万円から始められる気軽な不動産投資
- これまでの実績が豊富
- 優先劣後方式を採用している
- 予定利回りが4〜8%と高い
について紹介をしていきましょう。
メリット①:1口1万円から始められる気軽な不動産投資
不動産投資と聞くと、最低出資額は数十万円〜数百万円と高額であるイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
しかし、アセクリは「1口1万円」と非常に低い最低出資額に設定されています。
つまり、1万円以上でマンションやホテル、商業施設などに不動産投資が行える気軽なサービスです。全てがネット上で完結する
メリット②:これまでの実績が豊富
アセクリは、ソーシャルレンディングとしての投資実績はほとんどありませんが、プレミアムバンクバリュー時代からの投資実績でいくと1,000件以上の実績があります。
メリット③:自分で判断するのは投資するか否かだけ
通常、不動産投資を行う際には購入する物件がどういう状態なのかなどを、実際に確かめに足を運ぶ方も多いでしょう。
しかし、アセクリで行う不動産投資は、インターネット上に物件における豊富な情報を公開しています。
建物の築年数・所在地・管理状態・設備仕様などをご自身で確認することができるのです。
この契約書の締結も多くの場合は紙で行われますが、アセクリはサイト内で締結できるため、実際に契約しに行く必要はありません。全ての作業が現地に足を運ばずに自宅で行えるようになっています。
従来の不動産投資は、物件購入から建物の管理などを全てご自身で行なっていたため、費用面でも体力面でも大変に感じている方も多いでしょう。
しかし、アセクリではインターネット上に公開されている物件情報を確認して、投資家が物件に投資をするか否かを決めるだけです。
メリット④:優先劣後方式を採用
アセクリのメリットとして、「優先劣後方式(ゆうせんれつごほうしき)」を採用していることが挙げられます。
優先劣後方式では、出資者が「優先出資者」と「劣後出資者」に分かれて出資を行います。
資産運用の結果、利益が出た場合には優先出資者から優先的に利益を分配していき、損失が生じた場合には劣後出資者から損失を負担する方法です。
そして、アセクリでは個人投資家が優先出資者、運用会社が劣後出資者となっています。
優先劣後方式は、投資家の元本の安全性を考えた不動産投資だと言えます。
メリット⑤:予定利回りが4〜8%と高い
アクセリの予定利回りは4〜8%とされています。
「不動産投資家調査」(2017年4月)によると、地域や建物の種類によって差はありますが、一般的な利回りの相場は4〜6%と言えそうです。
この調査結果から見ると、アクセリの予定利回りは相場を超えることもあるため、利回りは高いと言えます。
実際に、2019年11月19日にアクセリがファンド物件として公開した「ASSECLI 世田谷区 (1棟MS)ファンド1号」の予定利回りは8%です。
利回りが8%という不動産投資はこれまでになかったため、高利回り物件に不動産投資したいと考えている方は検討してみてください。
ASSECLI(アセクリ )のデメリット・注意点


ASSECLI(アセクリ )のデメリット
- クラウドファンディング案件の実績はまだ少ない
- 自分で判断するのは投資するか否かだけ
アクセリのデメリットを強いて挙げるとすれば、案件の数がまだ少ないということでしょうか。
デメリット①:クラウドファンディング案件の実績はまだ少ない
もちろん、それだけ優良な物件を厳選した上で募集しているとも言えるので、一概にデメリットとは言い切れません。
1月に1号ファンドが募集され、2号ファンド募集は3月、それ以降はおそらくコロナの影響もあって、募集は実施されていません。
コロナ収束後の、案件増加に期待したいところです。
ASSECLI(アセクリ )ファンドの実例は2020年10月時点で、ファンドの実例が3件しかありません。
利回りはそこそこですが、案件がないと投資のしようがないので、


ASSECLI都庁前駅(区分)ファンド1号
他にも、物件の所在地やアクセス・築年数・物件の間取りなど、その物件に投資するにあたって知っておきたい情報が載せられています。
物件の所在地によっては空室が頻繁に出てしまうケースも珍しくありません。しかし、こちらの物件では最寄り駅まで徒歩10分圏内で、近くに大学などの施設もあるため稼働率は100%となっています。
ASSECLI(アセクリ )のクラウドファンディングと貸付型クラウドファンディングとの違い
アクセリの不動産投資型クラウドファンディングに似た言葉で、「貸付型クラウドファンディング」というのがあります。
貸付型クラウドファンディングとは、資金を集めたい企業と資産運用を行いたい投資家を仲介するサービスです。
こちらも、少額の投資で始められる特徴があります。
2つのクラウドファンディングで大きく違う箇所は、法律上の扱い方です。
アクセリの不動産投資型クラウドファンディングでは「不動産特定共同事業法」という法律の許可を取得しており、法に則って運用しています。
ASSECLI(アセクリ )の登録・口座開設方法


お名前とメールアドレスだけの簡単登録。
ファンドの詳細を見たり、ファンドの公開情報をいち早く受け取る事が出来ます。
法律に基づき、ご本人様の確認を行います。
サイトにて必要情報をご入力ください。
本人確認はがきを受けとっていただけましたら
ご登録完了です。
※申請にはマイナンバーが必要です。
サイトよりお申込み。
出資内容が確定となった時点で確定した旨のメールが送信されます。
サイトにて必要書類をご確認いただき、出資金をお振込みください。
ASSECLI(アセクリ )の評判・口コミ
まとめ
株式会社プレミアムバリューバンクが運用する、不動産投資型クラウドファンディング「アセクリ」は、低い投資額で始められる手軽な資産運用方法の一つです。
1口1万円からと小さな額から投資できるため、投資自体が初めての方や若い方でも気軽に挑戦できます。
また、できるだけ投資家の元本に影響のないように考えられた優先劣後方式を採用しているため、安心して不動産投資を始めることができますね。
一方、運用会社の歴史が浅く若い会社であることや、具体的な投資物件の情報が少ないことも念頭に置いておかなければなりません。
近年急成長を遂げているクラウドファンディング市場で、新たな不動産投資手段として誕生したアセクリ。
少額で手軽に不動産投資を始めてみたい方は、ぜひ検討してみてください。
ASSECLIの公式サイトはこちら


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