この記事では、株式投資型クラウドファンディングサービスのイークラウドについて、口コミや評判、メリットデメリットなどを紹介していきます。
株式上場前の有力なベンチャー企業の株式を購入できる、株式投資型クラウドファンディング。
大きなキャピタルゲインを狙うことができる投資先として、投資家の人気を獲得しつつあります。
2020年7月には、新規の株式投資型クラウドファンディングサイト「イークラウド」が登場しました。
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私はソーシャルレンディング歴3年。ほかにも株式・先物・FX・仮想通貨・ロボアド・不動産を実践してきたので解説していきます。
- ソシャレン投資歴3年
- 資産運用額1,000万円超
- 広告代理店で金融担当
イークラウドの特徴とは
イークラウドは2020年7月に案件の公開を開始した、株式投資型クラウドファンディングサイトです。
似たようなサービスには、FUNDINNO(ファンディーノ)、UNICORN(ユニコーン)といった株式投資型クラウドファンディングサイトがあります。
他のサービスと同様に、未上場の企業に対して投資できるのがサービスの特徴です。
前のエンジェルこのイークラウドの登場で、より株式投資型クラウドファンディングが活性化していくことが期待されます。
イークラウドのような新興企業は、その信頼性が不安視されることがありますが、大和証券グループと提携しているため、安心してサービスを利用できます。
イークラウドの運営元であるイークラウド株式会社は、大和証券の100%出資子会社である、Fintertech株式会社から出資を受けています。
大和証券という著名証券会社のバックボーンがあることを活かし、取扱い企業の反社チェックを厳格に行った上で案件の募集を行っています。
第1号案件は、2020年7月に公開された地方創生プラットフォームへの投資案件でした。
その後は、バイオ分野やロボ、web分野など案件のジャンルはさまざまです。
2022年11月時点で14案件を取り扱っています。
業界最大手のFUNDINNO(ファンディーノ)は20倍近い案件を取り扱っていることから、まだまだ成長途中のサービスといえます。
イークラウドのメリット
イークラウドの、株式投資型クラウドファンディングサイトとしての特徴や利用するメリットを見ていきましょう。
イークラウドのメリット
- 案件はプロの目で厳選されたものだけ
- エンジェル税制を使える
- 大きなリターンを狙える
- 全案件で株主間契約を締結している
- 株主限定イベントで実際の交流がある
イークラウドのメリット①:案件はプロの目で厳選されたものだけ
イークラウドは、ベンチャーキャピタルでの投資経験者や、急成長してきたベンチャー企業で活躍してきたメンバーで構成されているので、案件の精査力はしっかりしています。
公認会計士や弁護士といった外部の専門家とも連携しながら、銀行の融資部門出身者を中心に厳正な審査を行い、リスク事項を分かりやすく開示しています。
大和証券の資本が入っているだけあり、大手証券会社で数多くの企業を審査してきた人材・ノウハウが共有されているため、事業として完成度が低い案件は、篩にかけられる仕組みになっています。
イークラウドのメリット②:エンジェル税制を使える
一部の企業においては、投資した際の金額をエンジェル税制として、節税することができます。
イークラウドを通して、投資家は未上場のベンチャー企業の株式を購入することができます。
また募集を行うベンチャー企業側にとっても、イークラウドを通じて会社の活動資金を募集できるメリットがあります。
イークラウドのメリット③:大きなリターンを狙える
未上場会社の株式を購入できれば、会社の支援にもなりますし、もしその会社が株式上場や株式譲渡などで一気に株価が値上がりすれば、大きな利益の獲得を狙うこともできます。
イークラウドのメリット④:株主間契約を結んでいる
またイークラウドは、株主間契約を結んでいることも大きな特徴となっています。
イークラウドを通じて株を購入した投資家と、ベンチャー企業の経営者との株主間契約を結ぶことが、イークラウドでの投資には必要です。
株主間契約を結べば、イークラウドを利用した投資家は、ベンチャー企業経営者の「株式を譲渡したい」という意思に応える必要が出てきます。
投資家として不利に感じる方もいるかも知れませんが、実際には株式の円滑な譲渡を可能にして、株式をスムーズに現金化する意味合いがあります。
一部の企業においては、投資した際の金額をエンジェル税制として、所得控除に用いることが可能です。
イークラウドのメリット⑤:株主限定イベントで実際の交流もある
株主総会以外にもオンラインイベントや限定コミュニティなどで経営者や株主同士で交流できることもあります。
イークラウドのデメリット・注意点
イークラウドを含めた株式投資型クラウドファンディングは、譲渡益を狙う事がメインの目的となります。
それだけに短期的に利益を出す事は難しくなります。
イークラウドのデメリット
- 短期間では利益が出にくい(数年〜10年程度で待つ場合がある)
- 投資した会社が倒産する可能性がある
イークラウドのデメリット①:利益が出る可能性が低い、もしくは時間がかかる
イークラウドをはじめとする株式投資型クラウドファンディングはハイリスク・ハイリターンの投資のため、狙って利益が出せる可能性は低いといえます。
また、投資を行ってから実際に上場やバイアウトなどが実現するまでに年単位の時間がかかります。
業界最大手のFUNDINNOでは、イグジットに成功したケースが2件ありますが、まだまだ株式投資型クラウドファンディングで利益が出た事例は少ないのが現状です。
イークラウドのデメリット②:投資した会社が倒産する可能性もある
またイークラウドで資金を募集したベンチャー企業が、倒産してしまうことも考えられます。
過去にも株式投資型クラウドファンディングで資金を募集したベンチャー企業が倒産し、投資家が損失を被った事例が一件発生しています。
投資家はベンチャー企業を選ぶ際には、事業の妥当性や企業の財務状況をきちんと確認して、成功する可能性の高い投資先を選ぶ必要があります。
イークラウドの評判・口コミ
イークラウドの、ユーザーの口コミ・評判はどうなっているのか、実際の口コミを紹介します。
イークラウドの始め方・やり方
イークラウドへの投資家に向いている方は、長期的な視野に立って投資が可能であり、資金力に余裕のある方です。
また短期的な利益を得る投資と併用できる方にも向いているでしょう。
株式投資型クラウドファンディングへの投資は、基本的には利益が出るまで時間がかかりますし、リスクも決して小さくはありません。
5年~10年間など、株を長期間保有してじっくり大きな利益を狙いたい人向けです。
また損失が起きても投資から退場しない資金力も必要です。
継続的に配当収入を得たい人は、同じクラウドファンディングでもソーシャルレンディングや不動産投資型クラウドファンディングの方が向いていると言えます。
イークラウドのFAQ・よくある質問/Q&A
- 分配金に対して、源泉徴収されますか?
- 分配金に対して、源泉徴収されますか?
-
分配金に対しては20.42%(所得税+復興特別所得税)が源泉徴収されます。
- 分配金はいつ支払われますか?
-
原則、各プロジェクトの運用期間の末日から30日以内に支払われます。
各プロジェクトの運用終了時にお送りする、運用終了メールに分配金支払予定日を記載しておりますので、具体的な支払予定日はそちらでご確認いただけます。
- 償還時に出資金額を割り込む場合はありますか?
-
出資金は償還時の不動産価値に基づいて償還されます。
償還時の不動産価値によっては、出資金額を割り込む場合も想定されます。
まとめ|イークラウド
日本の株式投資型クラウドファンディングサイトは徐々に増えてはいるものの、まだ目立った実績は生まれていません。
しかしこのイークラウドには、大和証券グループというバックボーンがあります。
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