ソーシャルレンディング(貸付型・融資型クラウドファンティング)のポケットファンディングについて、その特徴やメリット・デメリットなどを紹介していきます。
結論としては、「ポケットファンディングは年利回りが高く全件不動産担保付き商品を扱う人気業者ですが、全ての人に万能な業者は存在せず、おすすめな人とおすすめでない人に分かれる」と言えます。

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ポケットファンディングとは|全件不動産担保付き商品を扱う業者
まずは、ソーシャルレンディング(貸付型・融資型クラウドファンディング)業界においては、ポケットファンディングは最大利回りは優れていますが、信頼性に関して言えば、1年半以上の安定運用実績以外に企業信頼性を証明する術がないベンチャー企業です。
その為、多少リスクを取っても高利回りな投資がしたい人にはおすすめの業者と言えます。
以下、具体的にご紹介していきます。
ソーシャルレンディングサービス運営には、金融庁への第二種金融商品取引業者登録及び、各都道府県への貸金業者登録を行う必要があります。
投資を開始する業者がこれらの登録を行っているかと言う点は必ず確認しましょう。
※ポケットファンディングにおいては関連会社も含めいずれの登録もなされているので問題ありません。
ソーシャルレンディング業者を比較する際には上記の様に様々なポイントがありますが、その中で最も重要視すべきは下記の3点です。
- 必ず担保保証付き(保証会社付き)の案件を選ぶ
ソーシャルレンディングの商品は全てリスク商品である為、最悪、貸し倒れの可能性があり、その場合は投資家が損失を被ることになります。必ず担保保証付き(保証会社付き)の商品の中から投資先を選定しましょう。 - 「信頼性」の高い業者を選ぶ
国内業者の多くは、公開情報が少ないベンチャー企業です。倒産などの企業リスクも比較的大きい業界である事を理解して「信頼性」の高い業者を選びましょう。 - 商品の内容比較の前に業者の信頼度から投資判断をする
上記の理由から、商品の内容だけで投資判断をするのは絶対にやめましょう!個別案件(商品)は数日間の短期募集が多い事から口座開設後では既に入れ替わっている可能性も高く、また、投資先の詳細を確認することはできない為、業者の審査能力が大変重要です。まずは運営業者の概要や特徴についてきちんと理解した上で、自分なりに信用できると判断した業者の運営する個別案件の中でニーズに合ったものを厳選して投資するようにしましょう。
※募集期間が非常に短い案件が多いため、気になる業者の口座は予め開設しておいた方が良い。
ソーシャルレンディングの個別案件の投資募集期限は数日間と非常に短いものが多いです。 また、募集期限前でも募集額満額に達した時点で締め切られるため人気案件はすぐに募集終了してしまいます。 良い条件の案件を見つけてから口座開設していては間に合わないケースもあるため、 気になる業者の口座は予め開設しておくのがおすすめです。
ポケットファンディングのメリット
ポケットファンディングの特徴とメリットデメリットについて解説していきます。
- 全件不動産担保付き商品
- 年利回りが高い
- 魅力的なキャンペーンを開催している
特徴①|全件不動産担保付き商品
ポケットファンディングは沖縄発のソーシャルレンディング業者として、案件も沖縄の不動産を中心に扱っています。人口流入量が多く、地価が上がっている沖縄で全件不動産担保付きの案件を扱っています。
ポケットファンディングの安全性
また融資額を不動産担保評価額の70%までに抑え、貸し倒れなどの有事に備えた保全性を保っています。
特徴②|年利回りが高い
ポケットファンディングの扱う商品
ポケットファンディングの扱う商品は6〜8%の高利回り運用を可能にしています。
現在募集中物件においても想定年利回り6.25%と7.5%と十分に高利回りで魅力的と言えます。
特徴③|魅力的なキャンペーンを開催している
ポケットファンディングでは、上図のような魅力的なキャンペーンを開催しています。(※2018年1月時点)
このようなキャンペーンを上手く利用すれば、利回りに上乗せする事も出来ますので、開催中のキャンペーンは可能な限り活用する事をおすすめします。
ポケットファンディングのメリットは大きく以下の4つです。
- 高利回り(6〜8%)
- 全件不動産担保付き商品
- デフォルト件数0件
- 1万円からの少額投資が可能
投資家にとって非常に大切な「年利回り」が高く、全件不動産担保付き商品を扱っている点がポケットファンディングの最大のメリットといえます。
ポケットファンディングのデメリット
- 企業信頼性が絶対的とはいえない
- 業界最良の業者と比較した際に実績が見劣りする
- 出入金手数料は投資家負担
- 短期商品のみ(5ヶ月〜11ヶ月)
ポケットファンディングは魅力的な商品を扱う優良業者ではありますが、現段階では、未上場な上に大手企業からの後ろ盾もない為1年半の安定運用実績以外に企業信頼性を証明する術がないという点はデメリットです。
ポケットファンディングをおすすめする人とおすすめしない人
前述の通り、すべての項目が満点のソーシャルレンディング業者は存在しませんので、自身のニーズやレベルに合わせた使い分けが肝心です。
これまでの評価を踏まえて、「ポケットファンディングをおすすめする人としない人」について以下にまとめております。
ポケットファンディングをおすすめする人
特に以下の3つのタイプの人にはポケットファンディングをおすすめします。
- 高利回りな投資がしたい人
- 担保付きの商品に投資したい人
- 短期少額で運用したい人
ポケットファンディングは、沖縄を中心とした高利回りで不動産担保付きの商品扱う業者として、今後ますますの成長を期待される注目の業者といえます。
ポケットファンディングをおすすめしない人
逆に以下の4つのタイプの人にはポケットファンディングはおすすめしません。
- 企業信頼性を最も重視する人
- 実績や人気のある業者で運用がしたい人
- 口座手数料及び出金手数料、その他手数料が無料の業者を探している人
- 様々な期間から選んで投資をしたい人
これらのようなニーズを持って業者を探している人にとってはポケットファンディングは多少物足りないと感じる点がある為、おすすめしません。
私の知るところでは、上記のようなニーズを一社で全て満たす業者はほぼありませんので、ニーズ毎に複数の業者を使い分ける必要があります。その際にポケットファンディングを使うのであれば、「利回り重視のセカンド口座」として使うとよいでしょう。
ポケットファンディングの口座開設で注意すべきポイント
ポケットファンディングに於ける「口座開設〜投資〜解約」までの流れは以下のとおりです。
ポケットファンディングに於ける「口座開設〜投資〜解約」までの流れ
上図のような一連の流れの中では大きく分けて以下のような注意点があります。
「申込み」に関する5つの注意点
「投資開始」に関する2つの注意点
「解約」に関する2つの注意点
ポケットファンディングの口座開設申込みの際に注意すべき点は以下の5つです。
- マイナンバー登録が必要
- Eメールアドレスが必要(携帯メールOK)
- 複数口座開設不可
- 開設可能なのは本人名義のみ
- 申し込み可能な人の条件がある
ほとんどの人にとっては、大きな問題となるような項目はありませんが、申込み可能な人の条件の中に「所定の審査に通った方」という条件がありますので、注意が必要です。
「投資開始」に関する2つの注意点
ポケットファンディングの口座で投資する際に注意すべき点は以下の2つです。
- 投資口座への出入手数料が掛かる
- 年間の収益が20万円を超えると確定申告が必要
投資開始には、投資口座へ資金の入金が必要です。また、ポケットファンディングの手数料については出入金手数料についてのみ、投資家負担となります。
また、給与所得とは別に、ポケットファンディングやその他給与所得以外の所得の金額が20万円を超えた場合は確定申告が必要になります。
20万円に満たない場合は確定申告を行う必要はありませんが、ポケットファンディングでは、匿名組合の利益の分配を行う際に20.42%の源泉徴収を行っているため、投資家の給与所得の最高税率が20.42%に満たない場合、確定申告を行うことで、20.42%の源泉徴収税額の一部が還付される可能性が有ります。
「解約」に関する2つの注意点
ポケットファンディング口座の「解約」に関する注意点は以下の2つです。
- 満期になるまで投資の途中解約は不可
- 解約は口座残高がゼロの状態で退会申し込み画面より可能
ほとんどの業者に共通して言える事ですが、一旦投資を開始すると、満期まで途中解約が出来ません。
また、口座の解約に関しては、投資した全ての案件の終了と投資口座の全ての残高の払い戻しを行った上で、お問い合わせフォームから退会手続きを行えます。
まとめ
ポケットファンディングに対する疑問が解消できたのではないでしょうか。
現在日本には数多くのソーシャルレンディング業者が存在しており、ニーズ次第で自分に合う合わないの判断は変わりますが、ポケットファンディングは、特にセカンド口座で高利回りな投資をしたい人にとってメリットの多い業者であることは間違いありません。
きちんと自分に合う業者を選び、ソーシャルレンディングで後悔しない最先端の投資を行いましょう!


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