この記事では、ストックフォトサービスのShutterstock(シャッターストック)について、その特徴や評判、メリット・デメリットを紹介しています。
この記事の信頼性
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Shutterstock(シャッターストック)とは|基本情報
Shutterstock(シャッターストック)とは、ストックフォトサービスのひとつです。
2003年に写真家でもあるJon Oringerが設立し、15年近く歴史があるサービスで、ストックフォト界での知名度はかなり高いサービスです。
海外のサービスのため、利用者や登録者が非常に多く、コンテンツの数は膨大なのが最大の特徴です。
ストックフォトサービスを利用すれば、世界中のプロカメラマンや写真好きの方がアップロードした写真を購入でき、ロイヤリティーフリーで利用することができます。
ですので、WEBデザイナーやDTPデザイナー(印刷物のデザイナー)に重宝されていますし、個人で購入してショップのDMやチラシに利用することもできます。
インターネットに溢れている多くの個人的な写真、いずれかの会社が持っている写真のほとんどは、著作権の問題が大きく利用できません。
ロイヤリティーフリーで無料配布している写真をみつけたとしてもバリエーションが少なく選択肢が少ないため、安全で高品質な写真を扱うにはストックフォトサービスの利用が便利です。
Shutterstock(シャッターストック)の特徴
Shutterstock(シャッターストック)の特徴
- 海外のストックフォトサービス
- 登録者、利用者は世界トップクラス
- 外人の写真が多く、日本人の写真は少なめ
Shutterstock(シャッターストック)は、とにかく登録されている写真数が多いです。
海外サービスなので管理画面をみると英語表記もいくつか見受けられますが、難しくてわからないほどではありません。
ちなみに登録されている写真はすべて、品質チェックや肖像権、著作権などがチェックされています。
そのため、 Shutter Stockで購入した写真が実は肖像権を侵害しておりトラブルになるということはまずありえません。
一方で写真を売る場合、報酬は購入者が利用した購入プランや画像のサイズで変動します。
つまり単発購入でサイズの大きいものを買ってもらえれば報酬も多いですが、大量にダウンロードできる定額プランで小さなサイズの場合は報酬も安くなります。
Shutterstock(シャッターストック)のメリット(買う場合)
Shutterstock(シャッターストック)は登録されている写真やイラストが多いうえに、定額プランの価格が比較的リーズナブルです。
たとえば国内サービスであるピクスタの定額プランと比べた場合、月10点のコースで半額程度、大量にダウンロードするプランなら3分の1から4分の1程度の費用で済みます。
素材数が多くて安いのですから、ロイヤリティーフリーの写真を探している人にとっては非常にありがたいサービスです。
Shutterstock(シャッターストック)のメリット(売る場合)
Shutterstock(シャッターストック)で写真を売る場合、世界中に20ヶ国語で販売されているため、集客率が非常に高いです。
もし多くの人が購入したいと思う個性的でオリジナリティ溢れる写真を売り出せば、大きな収入につながるかもしれません。
またShutter Stockは独占契約や専属契約などの制限がないので、他のサービスと同時に利用しやすいです。
いくつかのストックフォトサービスで出品するつもりなら、Shutter Stockも加えておくべきでしょう。
ちなみに独占契約というのは「このサービスで出品した写真は他のサービスで売らない!」という契約で、専属契約は「自分の写真はこのサービスでしか売らない!」という契約です。
制限が付く分、収入が増える仕組みとなりますが、他のサービスで売れなくなってしまうため、かえって収入が減ってしまう可能性もあります。
Shutterstock(シャッターストック)のデメリット(買う場合)
Shutterstock/シャッターストックでの購入デメリット
- 国内の写真や日本人モデルの写真が少ない
- 超高品質な写真は少ない
Shutterstock/シャッターストックでの購入デメリット①:国内の写真や日本人モデルの写真が少ない
Shutter Stock で写真を購入するというのであれば、価格が手ごろで素材数も多いので大きなデメリットはありません。
しいて言えば、海外サービスなので撮影者も海外の人が多く、日本人モデルの写真や日本の風景写真は少なめな傾向にあります。
日本人や日本の写真にしか興味がないというのであれば、あまり満足できない可能性が高いです。
Shutterstock/シャッターストックでの購入デメリット②:超高品質な写真は少ない
また、取引価格が安いのは嬉しいですが、撮影者に入る収入も少ないため、「トップクラスのダイナミックで美しい写真が欲しい!」となると、不満をおぼえるかもしれません。
少なくとも大金がかかっていそうなフォトスタジオ撮影の写真などは、数えるほどしかありません。
とはいえ、予算をかけられなくても純粋な写真の腕や、アイディア次第で美しい写真、ダイナミックな写真を作ることも可能なので、サービス全体が低品質ということではありません。
単に「お金をかけた写真は少ない」「有名カメラマンの写真は少ない」とだけ思っておけばいいでしょう。
Shutterstock(シャッターストック)のデメリット(販売する場合)
Shutterstock/シャッターストックでの販売デメリット
- 取引価格が安い
- 管理画面に英語表記がある
- ライバルが多い
Shutterstock/シャッターストックでの販売デメリット①:取引価格が安い
Shutterstock(シャッターストック)は利用者が多いので沢山売れる可能性がありますが、取引価格がわりと安いので、大きな収入につながりにくいです。
大体写真1枚売るごとに25~35円程度の収入にしかならないため、100回売れても2,500~3,500円程度となり、1万円儲けようとおもったら、300~400回は売る必要があるので利益率は低めです。
しかし取引価格が高いサービスを使えば、逆にあまり売れない可能性もあるので、どちらが自分の写真に向いているか考えてみるといいでしょう。
ちなみにShutter Stockの報酬計算はドル換算となるため、ドルのレートによって収入も大きく変化します。
Shutterstock/シャッターストックでの販売デメリット②:管理画面に英語表記がある
Shutterstock(シャッターストック)は国内専用サービスではないため、管理画面に英語表記があったりするので、英語に拒否反応を起こしてしまう方には向いていません。
すべてが英語というわけではないので、特に気にならない方も多いかと思いますが、トラブルが起こったときには対応に苦慮する場面が出てきます。
Shutterstock/シャッターストックでの販売デメリット③:ライバルが多い
数多くの方が写真を出品しているので、ライバルは非常に多いです。
個性的でクリエイティブな写真を撮影したり、日本らしい写真を撮ったりと個性を出していく必要があるでしょう。
スタジオカメラマンが副業で稼いでいるケースも多いため、個人が品質だけで勝負をするのは手間と労力を考えるとわりに合わないかもしれません。
Shutterstock(シャッターストック)の利用料金/無料お試しあり
Shutterstock(シャッターストック)で写真を購入する場合は、単発購入であれば、画像5点で6,000円、25点で28,000円となっています。
定額プランの場合は年間契約なら月10点で3,500円/月、月50点で12,000円/月、月350点で22,000円/月、 月750点で25,000円/月となります。
その他月極プランや、複数ユーザー向けプラン、企業向けのプランなどが存在します。
ストックフォトサービスの中では比較的リーズナブルで個人でも利用しやすいですね!
シャッターストックの無料トライアル
Shutterstock(シャッターストック)には無料トライアルがあります。
1ヶ月限定で、クレジット量も10ポイントなので、利用は限定的ですが、Shutterstock(シャッターストック)を試してみたい人は、まずはこのプランで使い方、使い心地を確認してみましょう♪
Shutterstock(シャッターストック)はどういった人にオススメか?
写真を購入する場合であれば、素材の多さとコストパフォーマンスが売りなので、たくさん画像を使いたい方に向いています。
個人のデザイナーでも手を出しやすいので非常に便利です。
一方で写真を売る場合は、独占タイプではないため、多くのストックフォトプラットホームで写真を売りたい方に向いています。
プロのカメラマンでなくても審査さえ通れば販売できるので、写真を趣味にしている人のお小遣い稼ぎにもいいかもしれません。
まとめ
以上、ストックフォトサービスのShutterstock(シャッターストック)について紹介しました。
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コメント
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海外の人に向けて写真販売できるシャッターストックに興味があり、わかりやすく大変参考になりました。