この記事では、仮想通貨のGolem(ゴーレム)について特徴や買い方などを紹介していきます。
この記事の信頼性
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通貨名 | Golem(ゴーレム) |
通貨略号 | GNT |
公開日 | 2016年11月 |
時価総額順位 | 下のRANK参照 |
発行枚数(上限枚数) | 10億GNT |
取り扱い国内取引所 | なし |
取り扱い海外取引所 | Poloniex(ポロニエックス) Liqui(リクイ) Bittrex(ビットレックス) etc. |
公式サイト | Golemの公式サイト |
ホワイトペーパー | Golemのホワイトペーパー |
Wiki | GolemのWiki |
Golem(ゴーレム)の基本情報
Golem(ゴーレム)は、略号がGNTの仮想通貨(暗号通貨)です。2016年11月に公開されました。
2016年11月のクラウドファンディング(ICO)において、開発チームは820,000 ETH (当時のレートで8,600,000ドル以上)を調達しました。そのさいに、10億GNTが発行され、そのうち82%がICO参加者に、6%がGolem teamに、12%がGolem Factory GmbHに支払われています。
Golem(ゴーレム)は、ピアツーピア(P2P)ネットワークでコンピュータ同士を接続し、アプリケーションの所有者と個々のユーザー(リクエスター)が、他のユーザー(プロバイダー)のコンピューターリソースをレンタルできるようにするプラットフォームです。
個人のコンピュータリソース、つまり計算能力を、世界中でシェアすることで、「分散型のスーパーコンピュータネットワーク」を生み出すことを目指しています。最近増加しているシェアリングエコノミーの考え方に近いです。
Golem(ゴーレム)のプラットフォームを利用すれば、個人でもスーパーコンピューター並みの計算を実行できるようになります。コンピュータさえ所有していれば、誰でもこのスーパーコンピューターを利用できます。
「本当にスーパーコンピューターレベルの計算ができるの?」という疑問がわくかもしれません。
コンピューターの計算能力というのは、CPUに依存しますが、そのパワーをフルに発揮している時間というのは長くなく、能力をもてあましているものがほとんどです。そういった世界中の余っている計算能力を束にすれば、十分にスーパーコンピューターレベルの性能になります。
スーパーコンピューターというのは、一つの超高性能なパソコンがあるのではなく、性能がそれなりのパソコンをたくさんつなげているだけなので、ゴーレムの仕組みはスーパーコンピューターと本質的には同じです。
つながっているパソコンの数が多ければ多いほどいいので、世界中のパソコンをつなげることが可能なゴーレムの性能は、この辺のスーパーコンピューターの性能であれば、理論上はるかに凌駕することができます。
このゴーレムのネットワークは、イーサリアムのプラットフォーム上に構築されていて、そこでの支払いに必要なトークンがGNTです。また、ゴーレムではマイニングでGNTを得ることはできない仕組みとなっています。
イーサリアムが使われている理由は、送金手数料が安くて少額決済(マイクロペイメント)に用いやすいという特性があるためです。この特性によって、小規模な計算からでも柔軟にコンピュータリソースを提供することができます。
レンダリングエンジン、分析パッケージ、トレーディングロボット、専門科学パッケージ、Dappなどのオープンソースまたはプロプライエタリソフトウェアの所有者である場合は、ゴーレムを流通チャネルや市場としてとして使用することができます。
ゴーレムのユーザーは主に、コンピューターの計算能力を提供する側と購入する側の2種類に分かれます。提供する場合、使われた計算能力に対して使用料が支払われます。
現在、ゴーレムの開発プロジェクトは4段階で進められています。各段階ごとに機能が強化される予定で、Brass Golem→Clay Golem→Stone Golem→Iron Golemと名付けられたプロジェクトが進んでいきます。
2017年6月時点では、CGIレンダリングに使える程度のレベルです。
分散型の計算システムはなぜ必要とされているのか?
現在のコンピューティング市場は、アマゾン、グーグル、マイクロソフト、IBMなどの巨大企業によって支配されています。
これらの企業は、市場規模や豊富な資金力にものをいわせて、割高な価格のコンピューティングサービスを提供しています。アマゾンの例でいうと、クラウド事業の売り上げが1兆円ほどありますが、利益率は25%と非常に高く、多大なマージンを確保していることがわかります。
このような問題に対し、ゴーレムの開発および普及が進むことによって、これらのコンピュータ市場の価格が安くなることが期待されています。
Golem(ゴーレム)の特徴
- Golem(ゴーレム)はコンピュータリソースをシェアするプロジェクトの名称
- 通貨の単位はGNT
- Golem(ゴーレム)の発行上限枚数は10億GNT
- 2種類のユーザーが存在
- アプリケーションの登録を審査する仕組みを導入
- ゴーレムでの計算にプライベートデータの使用は向かない
- ウェレットはイーサリアムウォレットで管理
Golem(ゴーレム)の発行上限枚数は10億GNT
ゴーレムは発行上限枚数は、10億GNTです。2016年のクラウドファンディングで10億GNTが全部が発行されました。ICO以降は、GNTが発掘(マイニング)できなくなっているので、マイニングでGNTを得ることはできません。入手したい場合は、購入する必要があります。
ゴーレムには2種類のユーザーが存在
ゴーレムにおいては「プロバイダー」と「リクエスター」の二種類のユーザーが存在します。
プロバイダー
使っていないコンピュータリソースを提供するユーザーのことです。リソースを提供した見返りにGNTを通じて報酬を受け取ります。
リクエスター
コンピューティングパワーを購入するユーザーのことです。リクエスターはプロバイダーから提供されたコンピュータリソースを購入することで、分散型スーパーコンピューターを利用できます。
これにより、リクエスターは自分のコンピュータを使いながら、複雑な計算を、何千万円〜何億円もするようなスーパーコンピューターと同レベルの計算能力で実行することができます。
ゴーレムの仕組み
ネットワーク上でタスクを計算したい人がいると、ゴーレムの取引システムは、価格、評判、機械のパフォーマンスを考慮して、プロバイダーとリクエスターを照合します。
そのあと計算に必要なファイルが、プロバイダーのマシンに送信されます。プロバイダーのコンピューターが計算を終えると、リクエスターのアプリに結果が返信され、結果が確認プロセスに合格した場合、プロバイダーは支払いをうけます。
誰かが不正行為をしようとすると、悪い結果が送られたり支払われなかったりすると、評判が失われ、計算のために再び選ばれることはありません。
ゴーレムのプラットフォーム上に誰でもソフトウェアを公開できる
ゴーレムネットワークに登録すると、ゴーレムのプラットフォーム上に計算用のソフトウェア・アプリケーションを公開できるようになります。
ゴーレムの利用者は、目的のタスクを実行するためにアプリの利用が必要な場合、そのアプリをストアから入手することになります。そこで、あなたが作成したアプリが利用されると、使用料を受け取ることができます。
どんなアプリでも公開できるかというとそういうわけではなく、Apple Storeのように、「役に立つのか?」「悪意はないかのある悪質なアプリではないか?」といったことが審査されます。それを判断するのが、バリデーターとプロバイダーです。
バリデーターは、アプリケーションを安全かつ信頼できるものとして見直し、自分のホワイトリストに追加することで認証します。
逆に、自分のブラックリストに追加することで、悪意のあるアプリケーションとしてマークします。
プロバイダーは、どのバリデーターに審査してもらうか選択することができます。バリデーターの中にも、審査がしっかりしている人とそうでない人がいますので、信頼性の高い人を選択する権利が与えられています。
それとは別に、プロバイダーは独自のホワイトリストまたはブラックリストを維持することができます。
これによって、各プロバイダーは、実行するソフトウェアとソフトウェアのキュレーションにどのくらいの労力を費やすかを柔軟に決めることができます。
これらの審査結果が総合して判断され、アプリが公開されるかどうかが決まります。
ゴーレムでの計算にプライベートデータの使用は向かない
ゴーレムの計算では、データが誰からも見えるようになっているので、プライベート(秘密にしたい)なデータを利用する計算には向いていません。
データを計算するという特性上、データに直接アクセスする必要があるため、暗号化されたデータもある時点で解読する必要があります。そのため、その気になれば、プロバイダーはマシン上で何が計算されているかを確認し、データの一部を見ることができます。
不正なプログラムの計算はできない
不正なプログラムの代表として、DDoSやボットネット(悪意あるプログラムで乗っ取られたビコンピュータによるネットワーク)があります。そういった不正プログラムにゴーレムを使おうとしても、計算はネットワークにアクセスできない孤立した環境で行われるため、DDoSやボットネットには使用できません。
ロードマップ
Brass Golem(ブラスゴーレム)
アルファテストでのコンセプト実証の段階であり、現在はここに該当します。CGIレンダリングで使えるかの確認をしています。
CGIレンダリングは、技術的には、大規模な計算を必要とし、(技術的に)配布可能な科学的、工学的、統計的、財務的なタスクを実装するユースケースに技術的に類似しています。これで計算がうまくできるようになれば、さらに複雑な計算への応用も可能となります。
Clay Golem(クレイゴーレム)
クレイゴーレムでは、Task APIとApplication Registryが導入され、Golemが多目的な汎用分散計算ソリューションになる予定です。
Stone Golem(ストーンゴーレム)
ストーンゴーレムは、より多くのセキュリティと安定性を追加するだけでなく、クレイゴーレムで実装された機能を強化します。タスクAPIの高度なバージョンが導入される予定です。
Iron Golem(アイアンゴーレム)
この段階までくると、開発者に自由を与え、インターネット接続を使用するアプリケーションやサンドボックス外で動作するアプリケーションを作成できます。アイロンでは、アプリケーション作成をはるかに容易にするさまざまなツールを開発者に紹介します。
Golem(ゴーレム)の価格推移・チャート
Golem(ゴーレム)のチャートはCoinGeckoとCryptoCurrency Marketで確認することができます。どちらも無料で、ゴーレムだけでなくほとんどの仮想通貨のチャートを確認できます。
1GNTあたり20円〜30円の間で推移しています(2017年5月中旬時点)。
2016年
ICOで売り出し価格は、10億GNTで860万ドル(当時のレートで9億円)が販売されたので、1GNTあたり約0.9円が当初の価格でした。そのまま1〜2円の間を推移していました。
2017年
2017年に入り、大企業などが仮想通貨の実験に積極的になり、仮想通貨全体が値上がりしています。
ゴーレムもその恩恵にあずかり、売り出し時から半年ほどで、30倍以上に値上がりしています。2017年5月末時点では、1GNT=約55円の値をつけたため、実に60倍の値上がりを記録しました。
同じくイーサリアムプラットフォームのAugur、Steem、ドージコインなどと同程度の時価総額となっています。現在は、2017年に公開された仮想通貨に押されて時価総額は30位前後とやや下落気味です。
Golem(ゴーレム)の購入方法・取引所
Golem(ゴーレム)を扱う世界の取引所は下のようになっています。
国内の取引所で、Golem(ゴーレム)を購入できるところはありません。
Golemを購入したい場合、海外取引所のPoloniex(ポロニエックス)やBittrex(ビットレックス)、Liqui(リクイ)などで口座を開設する必要があります。
Bittrex
アメリカの会社によって運営されている世界最大級の取引所。アルトコインの種類は200種類程度。手数料は0.25%。手数料が高いので、サブとして利用。
Poloniex
アメリカの仮想通貨取引所。売買できるアルトコインの種類は100種類前後だが、売買量は世界トップクラス。手数料は0.10〜0.15%。筆者はこことHitBTCを主に利用。
Liqui
ウクライナに本拠地を持つ会社によって運営されている仮想通貨取引所。売買できるアルトコインの種類は日本の取引所に比べるとかなり多く、手数料も0.10%〜0.25%と安いが、ロシアとの距離が近くさまざまな噂が流れているため、利用者は少なめ。
海外の取引所で取引するには、国内で口座を開設し、BTCなどで送金する必要があります。マイナーな取引所では、あとで倒産や資金が取り出せないといった危険があるため、まだ口座をお持ちでない方は、大手のビットフライヤーやコインチェック、ザイフで口座を開設しておくのが安全です。
それぞれの取引所で口座を開設する方法は、下の記事で紹介していますので、「何から始めたらいいかわからない…」という方は参考にしてみてください。
まとめ
以上、Golem(ゴーレム)について紹介しました。
この記事を読まれた方の中には、「Golemについて興味が出たけど、自分で購入するのはちょっと不安 or 購入するお金がない」という方もいらっしゃるかと思います。
下の記事で海外取引所でのアルトコインの買い方を解説しているので、よかったら参考にしてみてください♪
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