2018年〜2019年にかけて、副業ブームが到来しています。
周りですでに副業をしている人も増えていて、興味を持ち始めた人も多いのではないでしょうか。
そんな流行りの副業の中でも人気トップ3に入るのが『転売・せどり』。
この記事ではそんな「せどり・転売」について、その違いや、転売の種類、メリット・デメリット、やり方など概要を紹介していきます。
この記事の信頼性
この記事を書いている私は副業ブログ歴4年。副業についてはだいぶ詳しくなったので解説していきます。
- Web広告代理店でアフィリエイト担当
- 仮想通貨ブログ収入:最高 300万円/月
- VODブログ収入:最高 100万円/月
▼副業の始め方
せどりと転売の違いって何?
せどりの語源(後に詳しく説明)からもわかる通りせどり・転売というビジネスは決して新しく新鮮なものではありません
しかし名前だけ広まり中身がよく知られていないのもまた事実です。
「せどり・転売」をひとくくりにしていますが、実はこの二つには明確な違いがあります。言葉の定義を見てみましょう。
せどり
諸説ありますが、もともと「せどり」という言葉は、昔、商売人が本の背(タイトルや作者)をみて本を選びそれを売って儲けるという商売から生まれました。
よって現代社会で「せどり」という場合、本などの書物を古本屋などから安く購入しインターネット等を通じて販売することによってその差額を受け取ること、また受け取る人のことを指します。
転売
一般に、入手することが難しく希少性の高い品物を大量に購入し、ネットマーケットやネットオークション等で販売することを指します。
また、安い商品を大量に購入し安値(元の価格を少し上回る程度)で販売することで収益をえる行為のことを指す場合もあります。
せどり・転売の違いはお分かりいただけたでしょうか?どちらも購入したものを高く販売し利益を得ることに違いはありませんが、語源や販売する商品によって言葉が区別されるようです。
転売/せどりの種類を仕入れ方別でざっくりと紹介
せどり・転売にもやり方がいくつかあります。
分類の仕方はいろいろあるのですが、今回は売買する商品の仕入れ方法にかんして分類してご紹介します。
店舗型で仕入れる”せどり/転売”
まずは「店舗型」。これは読んで字のごとく、せどり・転売する商品を実店舗で仕入れるというものです。メリットとデメリットは以下のとおりです。
店舗型仕入れのメリット
- 自分の目で商品を確認できるので仕入れで失敗しない
- 正規の店舗から仕入れれば安心・安全が保障され、お客さんからの信頼の損なわない
- 古本屋や中古屋などで購入すれば、ネット販売の商品よりも安い価格で仕入れることができる
店舗型仕入れのデメリット
- 店舗が近くにない場合移動する手間がかかる。雨の日など作業が大変
- 専用のトラックなどが無いと、大量に商品を購入しても移送手段が限られる
- 店舗によっては(小さい店舗等だと)商品の在庫がなく大量購入できない可能性も
電脳型で仕入れる”転売/せどり”
電脳型とはインターネットで商品を仕入れ、そのままインターネットで販売するというものです。
せどり・転売と聞くと先ほどの「店舗型」をイメージしがちですが、インターネットが普及した影響もあり、最近ではこちらの「電脳型」のほうが主流になりつつあります。
電脳型仕入れのメリット
- インターネット上だけで購入でき、移動や移送にかかる肉体的コストが少ない
- 商品選択の効率が良く、在庫次第では大量購入が簡単にできる
電脳型仕入れのデメリット
- サービスによっては配達料や手数料がかかる
- 商品が届かないリスクがある
- イメージと違う商品や粗悪な商品を購入してしまうリスクがある
せどりと転売の違いや、その種類、またアフィリエイトとの比較といった情報も気になる方は↓の記事もご覧ください。
転売/せどりのメリット
- 構造がシンプルで誰でも簡単に始められる
- 低コスト低リスク
- 即金性が高い(短時間で結果が出る)
- 利益率が高い
- 時間に拘束されない
副業として注目度が高まっている副業「せどり・転売」ですが、まずは副業としてのメリットから紹介します。
せどり・転売が自分の状態や条件に合った副業なのか、条件を当てはめてみてください。
構造がシンプルで誰でも簡単に始められる
せどり・転売をするにあたって、一番大きなメリットといえば「シンプルなビジネスモデル」という点です。
せどり・転売は「シンプルなビジネスモデル」なので、専門的な知識が無い方でも、インターネットさえあればだれでも簡単にショップを開くことができます。
自分で購入した商品を、購入価格よりも少しでも高く売ることだけを考えれば絶対に失敗しないビジネスです。
儲けの仕組みが分からないままビジネスに参入することはとてもリスキーで無謀なことですが、小学校の算数さえ出来れば理解できる「せどり・転売」のビジネスにその心配はありません。
車などが無くても、「電脳型」のせどりであれば、PCなどのデバイスの中だけで取引が完了するため、とても参入しやすいビジネスとなっています。
低コスト・低リスク(初期費用がほぼ0円)
株やFXのように急激な相場の変動があるわけではないので、先日まで順調に売れていた商品が急に売れなくなるということがありません。
購入した商品が無駄になることが少ないうえに、実店舗を開く必要もないので(インターネットでショップが開ける)初期費用もほとんどかかりません。
唯一かかるのは一番最初に商品を購入するためのお金だけです。
「商品を仕入れて販売する」というビジネスを始めるとき、昔であれば、土地を見つけ、店舗を作り、、、と準備する段階でたくさんの時間と費用が必要とされました。
しかし、「せどり・転売」であれば、やめるという選択をしたとしても損しない状態を作ることができます。
とにかく「始めることのリスク」が少ないので誰でも簡単に足を踏み入れることが可能です。
即金性が高い(短時間で結果が出る)
せどり・転売は非常に即金性が高いです。つまり、「短時間で結果が出る」ということで、ほかの副業方法に比べても成果が出るのが早いです。
アフィリエイト(ユーチューバーやブロガー)はいわゆる「広告収入」なので、自分が運営するメディア媒体にユーザーが訪れればその数に比例して利益が増えていきます。
しかしユーザーを取り込むことが実に難しく「数ヶ月続けても利益が出ない」という現象がごく普通に存在します。ある指標では 1万PV(Page View)=1,000円 という数値も出ています。
それに対しせどり・転売は、販売価格から仕入れ額を差し引いた金額が利益となり、1000円の利益であれば1日もかからず出すことが可能です。
ちなみに、アフィリエイトでは報酬が発生してもそれが振り込まれるのは2,3か月後だったりするので、やはり即金性が高いとは言えません。
即金性が高いというメリットは、低資金で事業を始めた人にとってはとても重要です。
初期資金はあくまでも初期のものでありいずれ底を突きます。基本的には底をつく前に、「資金を使って得た利益」を再度資金として利用するのです。
この際、利益が手元に入ってくるまでの期間が長い(即金性が低い)と途中で資金が底をつき、その状態がしばらく続いてしまう可能性があるのです。
利益率が高い
ここで言う利益率とは、正確には「売上高利益率(売上高利益率=利益÷売上高)」というものです。
売上高利益率は売上高に対しどれだけ利益があるかを表すもので、せどり・転売はいかの理由から高い利益率を維持することができます。
せどり・転売は自営業なので、あたりまえですが自分で販売する商品の価格設定を行います。
市場価格というものは存在するのですが、販売する商品が希少性の高いもの(発売直後のゲームなど、、)であれば利益率をかなり高い数値までもっていけます。
生活用品などの希少性の低い商品は市場で枯渇することがないので、インターネット上で需要が急激に上昇するというようなことがまずありません。
よって利益率を高く設定し販売することはあまり得策ではありません。自分が扱いたい商品がどれくらいの希少性を秘めているかをきちんと見分けて価格設定を行いましょう。
時間に拘束されない
せどり・転売は良くも悪くも自営業(フリーランス)なので、会社勤めのサラリーマンと比較すると時間的自由度が高いです。
好きな時間に仕事を始め好きな時間に仕事を終えることができます。
「良くも悪くも」というのはまさに「自由度が高い」という点に左右されます。自由というのは「選択肢が無限にある」という状態なので、「怠ける」という選択肢も選ぶことができるのです。
もちろん、副業(本業がある)としてせどり・転売をするのであれば、本業とのバランスや隙間時間を利用するという意識も、なおさら重要になってきます。
自由というのは諸刃の剣。覚悟と目的が無ければ成功しないということですね。
転売/せどりのデメリット
- 競争率が高い
- 肉体労働なので意外にしんどい
- 動きを止めれば利益もとまる
- 薄利多売
- 環境に左右される
競争率が高い
「コスト・リスクが低く誰でも始めやすい」というのはメリットでもあるのですが、実はデメリットにもなりうるのです。誰でも始められるということはその分、参入してくるユーザーも多くいます。つまりは競争率が高いということです。
肉体労働なので意外にしんどい
実は肉体労働と似たような業務内容なんです。
取引自体はデバイスを操作すれば完了するのですが、商品の仕入れ、選択、発送手続きなど、意外と体を動かさなければいけない場面が多いのです。
動きをとめれば利益もとまる
せどり・転売は自営業なので、自分自身がすべてを動かす歯車とならなければなりません。
商品選択、仕入れ、価格設定、販売、梱包、発送。本業の間を縫ってこれらすべてをこなすことはものすごく大変なことであるというのは、体験せずともわかります。
せどり・転売は決して「楽」なビジネスではありません。
それなりに利益をだそうとすれば、それなり以上の努力が必要とされ、歯車である自分が少し止まれば利益も発生しなくなります。
薄利多売
せどり・転売は基本的に薄利多売です。つまり、少ない利益率の商品を大量に売る「チリも積もれば山となる」のビジネスです。
デメリットは「多売」という点です。多売ということは扱う商品の個数が増えるということ。商品の数が増えれば、仕入れ、梱包、発送の際の手間も比例して増えます。とくに小物を多売する場合には何かしら工夫をしないとなりません。
環境に左右される
環境は主に「仕入れ」に影響してきます。仕入れをする方法は大きく「店舗型」と「電脳型」の2種類。
PCや家電用品、古本などを仕入れる際には「店舗型」を利用するのですが、店舗型の仕入れ方法は環境に依存します。
家の近くに仕入れ店舗がいくつかあれば良いのですが、基本的に、目当ての商品を1店舗目で確保することは難しく、いくつかの店舗を回らなければなりません。
その際に1つ1つの店舗が離れていると仕入れにかなり時間を取られてしまいます。
これは忙しい本業の合間を縫って せどり・転売 をする方にとってはかなりネックとなりますので、扱おうとしている商品の分野と自分の環境がマッチしているかどうかを確認してからせどり・転売を始めましょう。
せどり・転売についての収入事情やリスクを詳しいメリットデメリットの解説と合わせて知りたい方はこちらの記事をご覧ください。↓
参考初心者でも稼げるの?せどり 転売のデメリットとメリットを徹底解説
これから転売/せどりの副業を始める人にやり方を紹介
せどり・転売の始め方や作業について、解説していきます。
せどり・転売の主な業務内容
せどり・転売の主な業務内容は、ざっとまとめると下のような流れです。
- 商品を仕入れる
- 仕入れた商品をインターネットに掲載する
- 掲載した商品に注文がついたら商品を梱包する
- 梱包した商品を発送する
- 商品がお客様に届き問題が無ければ取引完了
5における「問題が無ければ」というのは、お客さんが「思っていた商品と違う」というようなクレームが入り商品が返品されてくる可能性があるということです。
もちろん返品されてきた場合はいただいたお金も返金しなければいけませんが、ユーザー間でその取引をすると様々なトラブルが起こります。
そこでおすすめなのが「メルカリ」というサービスです。メルカリはその便利なシステムによりトラブルが少なく今、利用者が爆発的に増えているサービスなんです。
そんなメルカリについて詳しく知りたい方は、他のフリマサービスやオークションサービスとメルカリを詳しく比較・解説しているこちらの記事をご覧ください。↓
また、どんな商品を仕入れればいいのかわからないという方は、以下の記事も参考にしてください。
参考初心者でも安心なおすすめ仕入れ商品10選!仕入れ・販売について徹底解説
転売/せどりを始める上で準備しておくといいもの
せどり・転売 を始めようと思っても、何をどれくらい準備すればいいのかがいまいちわからないという方もいると思います。
そんな人向けに、せどり・転売を始めるにあたって準備すべきもの、最低限必要なものをピックアップしました。
今回紹介するのはいかの5つです。それぞれに目安となる購入価格も記載していますので、初期費用計算の参考にしてください。
- PCかスマホ
- クレジットカードと銀行口座
- インターネット環境
- 梱包用品
- プリンター
PCやスマートフォン
まずはPC、スマートフォン。あたりまえですがメルカリやAmazonなどのせどり・転売サイトは、PCやスマートフォンが無いと利用できませんのでPC、スマホは必須アイテムです。
また、メルカリをはじめ今現在ほとんどのサービスが、スマホだけで仕入れから取引完了まで終えることができますが、仕入れる商品の選定や、出品した商品の説明文執筆などなど、PCで作業したほうが効率がいい場面も多々ありますので、PCがあると尚良いでしょう。
PCやスマホは購入するとかなり大きな出費ですが、せどり・転売 を始める前からすでに持っている方が大多数ですので、必須費用としてカウントする必要はありません。
クレジットカードと銀行口座
続いて、クレジットカードと銀行口座。
ウェブサービス・アプリで商品の売買をするなら必須です。
ネット上で商品を購入する際、支払い方法は基本的に「コンビニ現金払い」か「クレジットカードorデビットカード」の2択です。
せどり・転売 は薄利多売、つまりたくさん売って利潤を稼ぐというビジネススタイルですからたくさんの商品をネット上で購入することになるのですが、この際、いちいちコンビニまで行って現金で支払うというのはとても手間です。
よって、コンビニまでいかなくても支払いができるクレジットカード、もしくはデビットカードがああると、作業効率が格段に上がるというわけです。
せどり・転売 に用いる場合、一般的なクレジットカードで十分ですから、かかる費用は 無料~数百円 / 年 程度です。
インターネット環境
インターネット環境はあると非常に楽です。楽というのは取引の作業効率が上がるというわけではななく「経済的に楽」ということを意味します。
せどり・転売 において、インターネットを利用する業務は以下の4つです。
- 商品の注文(電脳型)
- 出品
- お客様との連絡
- リサーチ
前述したように、せどり・転売 は薄利多売のビジネスですから、取引量が増えれば増えるほど上の4項目に割く時間も増えてきます。
(Wi-Fi環境下で無い場合)インターネット利用に割く時間が増えれば増えるほど、データ使用料もぞ増加し、付加料金や速度制限などさまざまな障害が発生します。
フリーのWi-Fiを利用するという手もありますが、忙しい本業の間を縫って せどり・転売 をする場合、仕事終わりに家ではなくわざわざフリーWi-Fiがある場所に移動しなければいけないというのはかなりつらいコストです。
逆にWi-Fi環境下であれば、月々一定の料金はかかりますが、自由度は高く本業との摩擦も最低限にお抑えることができます。
工夫の使用はいくつかありますが、月々の料金を副業への投資費用と考えれば決して悪くない選択といえます。
Wi-Fi環境を整えるにあたってかかる費用は、「月々のネット料金」と「無線ルーター購入金」の2つです。
無線ルーター(4,000円~20,000円)は一番最初の1回きりですがネット料金は毎月5,000円程度かかりますので、最初の1年目でかかる費用の総額は64,000円~90,000円程度となります。
梱包用品
続いて梱包用品です。これは せどり・転売をするのであれば必ず用意しておかなければならないあアイテムです。
用途はもちろん、販売する商品の梱包です。具体的にどのようなアイテムが必要か、いかにまとめましてのでご覧ください。
- ガムテープ
- ハサミ
- A4コピー用紙
- マスキングテープ
- バッファー(緩衝材)
以上6つが最低限必要な梱包アイテムです。緩衝材で代表的なのはエアパッキンです。
エアパッキンんはよく食器などの割れ物を包む半透明のビニールで、足などで踏むと「プチプチ」と音がするアレです。価格は 1200mm×42m のもので1,200円程度です。
A4のコピー用紙は後述するプリンターと関係があるのですが、FBAというサービスを利用する際や、写真で商品説明を補完する際に必要になります。
プリンター
プリンターは、多機能でなくてもPCに接続できれば問題ないので、費用を抑えるためになるべくて低価格のものを選びましょう。
Amazonなどでは最安値で4,000円ほどしますが1年 せどり・転売 を続ければ1日あたりにかかる費用は11円弱。毎日うまい棒を我慢すれば問題ない範囲の出費ですので、臆せず購入しましょう。
以上、せどり・転売 に最低限必要なアイテム5選でした。
梱包用品について、どんな商品を扱うかにもよりますが、家具や食器、漫画や飲料のまとめ販売などをする際には「段ボール」なども必須になってきます。自分が扱う商品の梱包に何が必要か、しっかりか考え準備しましょう。
便利ソフト・便利サイト
せどり・転売ビジネスを成功させるために、必ず役に立つサービスがいくつかあります。例えば「FBAシュミレーター」というサイト。
これは商品を発送する際にかかる手数料等を計算してくれるサービスで、商品が売れた際に自分にどれくらいの収益があるのかをシュミレートしてくれます。
他にも役立つツールはたくさんありますので、興味がある方はこちらの記事をご覧ください。↓
文字せどり・転売を始めてみよう!具体的な初期費用や便利ツールを徹底解説
また、せどり・転売に最低限必要な知識、スキルを身に着けたい方はぜひ次の記事も参考にしてください。
役立つ知識・スキルを学べるサイトや書籍を詳しく紹介しています。是非ご覧ください。↓
参考せどり・転売の必須知識!必要なスキルを学べるサイト5選
せどり・転売の種類とは
せどりと転売の違いについて分かったところで、今度はその種類について説明します。
せどりと転売、先ほど言った通り言葉による違いはあまりありませんが「安値で買ったものを高く売る」という本質的な部分は共通ですので、ここからはその2つをひとくくりにして、その種類を解説していきます。
扱う商品による区別
せどり・転売は扱う商品によって種類分けすることが可能です。
今回紹介するのはひかくてきターゲット層が厚く成功しやすいジャンルの商品、全5種類をご紹介します。
古本せどり
まずは本をせどり・転売する方法。最もメジャーかつイメージしやすい方法です。
本は比較的価格が安定しているうえに安いので、初心者が一番初めやすい商品です。ただここで注意してほしいのが「古本」という点。
「再販価格維持制度」という制度があるので、新品の本をその価格以外の価格で販売してはいけないと法律で決められています。
カメラ・ビデオせどり
カメラやビデオのせどり・転売をしている人はそこまで多くありません。つまりは競争率が低い分野です。
理由はいくつかありますが、代表的なのは「ある程度の専門性」と「資金力」が必要になってくるからです。
カメラ好きの人でないとどのカメラにどのくらい需要があるのか把握しにくいですし、ゲームよりも高い価格で売ってるカメラも少なくありません。
CD・ゲーム・DVDせどり
つづいて、CD・ゲーム・DVDの類。
これらは本と比べると価格が高く資金力のない初心者にはお勧めしませんが、資金力のある人であれば挑戦してみても問題ないでしょう。
ゲームなどはとくにですが、新作がでた瞬間に大量に買い占めておけば、その需要ゆえに購入価格よりもはるかに高い価格で売却できる可能性が高く、売れ残ることも少ないです。
ガンプラせどり
ガンプラも根強い人気を誇るせどりジャンルです。
限定品や一昔前のものなどが高い価格で売れますが、元々の単価が安いものが多いので、初心者のうちは避けた方がいいジャンルの一つです。
ドンキせどり
ドンキでは、お値打ちものや、地域によっては品薄になっているものが売っていたりします。
そういった相場を把握していれば、ドンキで仕入れて、別の場所に送るというだけで稼げます。
テレビ・PC・家電製品せどり
こちらも割とポピュラーなジャンルです。
とくに家電製品は商品のバラエティに富んでいますし、価格も安いものから高いものまで幅広いです。
初心者であれば価格の安い小物商品から、中級者であればテレビやPCなどの少し高い商品、、、という風にステップアップが楽しめるジャンルです。
日用品せどり
そしてニッチなジャンルが日用品。
フライパンや洗剤、シャンプーや化粧品など私たちの生活に欠かせない商品を販売するので、売れ残りの心配があまりありませんし、だれもが使うものなので需要の高さなども把握しやすいです。
ただし一つ注意したいのは「大量販売しなければ売れない」という点。
普段使う消耗品(フライパンなどは別)であるシャンプーや衣服の洗剤などを、わざわざ一個ずつ買う人は少ないですよね。
まとめ買いはある程度の資金を必要とするので良くよく熟慮し、始めてください。
仕入れ方による区別
せどり・転売は商品の仕入れ方によっても区別することが可能です。今回は3つの種類をご紹介します。
店舗型
まずは店舗型のせどり・転売。店舗型とは、読んで字のごとく実店舗から商品を仕入れる方法です。せどり・転売と聞けばこの仕入れ方法を思いつく方が多いのではないでしょうか。
事実、店舗型の仕入れ方法は今でも需要が高く、家電製品や日用品などの商品のせどり・転売ではほとんどの方が店舗型の仕入れ方法を選択しています。
電脳型
次に電脳型のせどり・転売。電脳型とはインターネット上のマーケット(アマゾンや楽天)から商品を仕入れる方法です。
先ほど述べたように「せどり・転売」と聞けば店舗型を思い浮かべる人も多いですが、インターネットが普及した影響もあり、中級者の中では電脳型のほうがポピュラーになりつつあります。
海外輸入型
最後に海外輸入型。これはほとんど電脳型と同じなのですが、電脳型の中でも海外から商品を仕入れるという場合に海外輸入型という区別をします。
中国の安い商品やアメリカでしか売っていない商品など、安いor希少価値の高い商品を仕入れることができれば、日本国内だけで転売するよりはるかに多くの利益を上げられます。
海外輸入型は今「稼げる!」と話題になっている仕入れ方法で参入するなら今しかありません。
商品の状態による区別
せどり・転売は商品の状態によっても区別することが可能です。大きく2つにわけて説明します。
新品
新品の商品を転売するメリットとしては以下の2つが挙げられます。
- 傷や故障箇所がないのでクレーム等のトラブルを防げる
- 新商品であれば価格が跳ね上がり大幅な利益拡大が期待できる
ただしデメリットとして、再販価格維持制度という制度等により、一部商品(本など)を新品で売却(新品価格以上の価格で)することは禁じられているという点がありますのでご注意ください。
中古
中古の商品を転売するメリットとしては以下の2つが挙げられます。
- 比較的安く仕入れることができるので、利益率を高くすることが可能
- 傷などがない商品や、傷や汚れなどを気にしないお客さんに出会えれば、新品同様の価格で売却できる
ただ、当たり前ですが破損等によるトラブルも新品に比べて起こりやすい点は注意しなければいけません。
転売の注意点
・自己紹介欄に記入する
オークションサイトには自己紹介欄があります。
これを有効に使いましょう。
相手に信頼してもらえるようなプロフィールを記入しましょう。
・未成年者を相手にした取引
売買した相手が未成年者の場合には、売買契約を取り消される可能性があります。
これは民法5、6、21、753条に定められています。
法律上、常識的なお小遣いや仕送りの範囲内の金額の取引が取り消されることはありません。
しかし、10万円を超えるような高額商品の場合、最悪このような取り消しという事態に陥る可能性があります。
未成年者相手の取引では、少額の商品だけにしましょう。
高額商品の出品には、未成年者入札お断りの記載をしておきましょう。
・買占めをしない
転売ヤーの買占め行為は問題視されています。
低評価がつく可能性がありますし、営利目的で買占めを行なって逮捕者が出た例もあります。
何事もほどほどにしましょう。
・空出品をしない
転売で使われる手法として、下記のようなものがあります。
通販サイトなどで、売れそうで安い商品を見つけたら、
その商品の情報で別のサイトに出品します。
出品したものが売れたことを確認したら、最初のサイトで購入して、その商品を購入者に送付します。
この方法であれば、仕入れた商品が売れ残るというリスクがありません。
しかし、オークションサイトでは規約違反の方法ですので、この方法を使うことはオススメしません。
規約に違反していますので、トラブルがあった際も規約に違反しているため、運営会社も対応してくれません。
・利用規約を熟読する
各オークションサイトには利用規約があり、その利用規約で禁止されている行為は絶対に行なってはいけません。
個人で販売することが法律で禁止されている商品もあるため、規約を読んでよく確認しましょう。
せどり・転売はどんな人に向いているの?!
- 安定した収入源がある人
- リサーチできる人
- 隙間時間を活用できる人
せどり・転売のメリット、デメリットを紹介しましたが、自分に合う点とそうでない点が、なんとなく見えてきたのではないでしょうか。
メリットとデメリットから「せどり・転売はどんな人に向いているのか?」に回答します。
安定した収入源がある人
せどり・転売のメリットとして「即金性の高さ」を挙げましたが、だからと言って短期間で収入が安定するわけではありません。
商品の選択によってやはり売り上げの波は存在し、利益につながらない期間が訪れうるのです。
副業としての収入が安定して基準値を上回るようになるまで、せどり・転売以外の安定した収入源を確保することは、余裕をもって、冷静にビジネスをする上で必要不可欠な要素となります。
リサーチできる人
0から転売をするにあたって「リサーチ」はとても重要です。
流行りの商品、人気の商品、市場価格などなど、、、
せどり・転売をする中でリサーチが必要な場面とはたびたび遭遇します。
その際に主観だけで、裏どりせずに行動を選択しても良い結果を招くことはできません。これはどんなビジネスにおいても同じですね。
つまり転売ができる人は、商売センスがある人が多いです。
隙間時間を活用できる人
副業として せどり・転売 を行うのであれば、もちろん本業が存在します。
よって基本的には本業に使う時間以外で せどり・転売 の業務をしなければならないのですが、本業が忙しい場合、副業にまとまった時間を割くことは難しいですし、そうでない場合でも隙間時間を利用することができれば作業効率は飛躍的に上昇します。
本業と副業を両立させるためのスケジューリング能力と、隙間時間でも活用するという意識は、成功のためにかならず必要となってくるファクターです。
まとめ|転売は商売を理解するのに向いている副業
以上、せどり・転売について紹介しました。
せどり・転売について知っていた人も、まったく知らなかった人も、転売という副業の全体図が以前よりもなんとなく見えるようになったのではないでしょうか。
最後に、当サイトではせどり・転売を始める際には「メルカリ」というサービスをお勧めしています。
興味がある方はぜひ、こちらの記事をご覧ください。↓
記事タイトル: 初心者でも安心!メルカリを使ったせどり・転売方法を解説!
副業で儲けるコツは、売れる商品(=お宝商品)を、”素早く””できる限り多く”見つけて仕入れること。
本気で転売で稼ぎたいのであれば、そのお宝商品を効率的に見つけるためにツールを使うことがオススメ。
- 【副業#14】転売/せどりで稼ぐ方法とは?やり方や種類、メリット・デメリットまで紹介
- 転売・せどりにおすすめなサイト・アプリ5選!ヤフオクやAmazonではない理由とは?!
- 初心者でも安心!メルカリで不用品を販売して稼ぐ方法とは
私は副業で月収300万を稼いでいたことがあり、今も資産1億円を30代のうちに作ってFIRE(経済的自立)を目指していろいろな副業を続けています。
もしあなたも資産1億円を作ることに興味があれば、私が本気でおすすめする副業を紹介していますので、下の記事もご覧になってみてください♪
まずは節約術を身につけましょう!
節約方法とポイントサイトの活用術、あとはメルカリを使えば、30万円は割と簡単に稼ぐことができるので、「副業や転職はハードルが高いな」という人は、まずはここから始めてみてください♪
やり方はこちら
転職するか副業するかして、毎月の収入を伸ばしていきましょう。
これからの時代、日本でも2〜3回の転職は当たり前になってきます。
転職が不安という人も多いと思いますが、ワタシも3回の転職を経験していて本当にオススメだったサイトを紹介しているので、まずは自分の経験の市場価値を測る意味でも一度面談を受けてみることをお勧めします。
客観的な価値を知ることで自分の仕事への認識が変わって視野が広がるのでオススメですよ。
私の経験やオススメの転職サイトは、↓の記事で紹介しています。
副業の始め方については下の記事で紹介しているので、副業で収入を増やしたい人はこちらを確認してみてください。
副業一覧
このレベルになると本業(会社員)の昇進や昇格だけで成し遂げることは難しいので、副業にガッツリ取り組んだり、スモールビジネスを起こす、あとは資産運用を組み合わせていく必要があります。
わたしは現在この段階にいて、毎月の収入を『サラリーマンとしての月給50万円』+『副業の月収40万円』という状態を目指して色々チャレンジしています。
毎月40万円も収入が増えたら、めちゃくちゃできることが増えますよね?
あなたが私と同じように「収入を増やしたい!」という気持ちを持っているのであれば、下の記事は参考になると思うのでぜひご覧になって、行動を起こしてみてください!
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