ライターと一口にいっても、「Webライター」と「紙媒体のライター」では仕事の内容や、必要なスキルが大きく変わってきています。
そこで、
- ライターを目指しているけどウェブと紙媒体、どう違うの?
- それぞれの単価の違いとか知りたい
といった疑問をもっている人に向けて、Web媒体と紙媒体でのライターの違いや特徴などを詳しく説明していきます。
これからライターを目指す人、副業としてライター業をしたい人は、知っておくと役にたつと思います。
この記事の信頼性
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Webライターと紙媒体のライターの基本的な違い
Webページで掲載する記事のライター(Webライター)と、紙媒体で掲載する記事のライター(紙媒体のライター)とでは、仕事内容が全然ちがってきます。
どちらか一方に絞る必要はありませんが、必要となる知識や意識は覚えておいて損はありません。
Webライター
Webライターは、単に記事を書くだけでなくSEO(※)の知識も求められます。
文章力に加え、検索でヒットしやすいように文章を構築する必要がありまし、Web特有の入稿システム(WordPress)などの使い方をマスターする必要もあります。
(※SEO:検索エンジン最適化の意。SEOを意識できると検索エンジンで上位に表示されやすい。)
現在のライター業界は、紙媒体の仕事が減る一方で、Webライターの仕事は急増しています。
多くの方が、必要な情報や興味のある情報をスマホやタブレットで検索しているので、今からライターを目指す方は、Webライターの仕事を無視することはできません。
紙媒体ライターの基本情報
紙媒体のライターは、ほとんどの場合文字数指定がしっかりとあり、決められた文字数の中で表現する力を求められます。
また一度印刷してしまうと修正することはほぼ不可能になるので、誤字脱字や記事の信憑性には非常に厳しいです。
紙媒体のライターといっても、原稿用紙などのアナログな形で入稿することはほとんどなく、PCの知識もある程度求められます。
働き方によってはただ文章を書くだけでなく、紙面のレイアウトデザインも求められるので「InDesign」や「QuarkXPress」といったDTPソフト(レイアウトデザインを行うソフトウェア)の知識も必要となります。
Webと紙媒体のライティングの違い
Webと紙媒体では、ライティングで求められるものが違います。
ここでは代表的な違いをご紹介しておきます。
Webライティングの特徴
- 仕事の量や幅が年々増えている
- 読みやすさが求められる
- 「起承転結」以外の文章構成も多用される
仕事の量や幅が年々増えている
Webライター業界はここ数年ずっと上り調子で、仕事の幅や量はどんどん増えています。
一昔前は「Webライターで生活する事は可能なのか?」と議論されるほどでしたが、現在では「Webライティングの仕事を増やさないと、ヤバい!」と言われるほど、ライターにとっては重要な仕事です。
読みやすさが求められる
紙媒体と大きく違うのは、Web媒体の記事は無料で読めるものがほとんどです。
そのため、読者は非常に気軽に記事ページを訪れますが、興味がなければ記事を飛ばされり、読むのを止めてページを閉じてしまいます。
紙媒体とは異なり、読書慣れしていない人も読むので、「読みやすさ」が強く求められます。
「起承転結」以外の文章構成も多用される
また、結論をすぐに知りたい読者が多いため、「起承転結」ではなく「起結承転結」といった具合に、記事の序盤で一度結論に触れるなどの構成が必要となり、紙媒体とは文章テクニックが少し異なります。
一方で入稿したあとも編集できるので、わりと気軽に一般公開され、あとで手直しを依頼されることも多くあります。
紙媒体ライティングの特徴
- 仕事量が縮小傾向
- 仕事を見つけるのが難しい
仕事量が縮小傾向
紙媒体の仕事は、雑誌や書籍などの印刷物が減ってきている現在、仕事量は縮小傾向にあります。
ただし有料(雑誌などを買う必要がある)なので、読者の「ちゃんと読もう!」という意識は高く、紙面自体のクオリティも非常に高いです。
誤字脱字チェックや事実確認、編集作業など多くの時間がかかるので、1本1本の仕事は重めで1人で行う場合はかなり時間がかかります。
縮小傾向といっても、人々にまだまだ求められていますし、クオリティと信憑性の高さから高級なメディアとして生き残っていく可能性が高いです。
仕事を見つけるのが難しい
一方で、経歴や経験が強く求められるため、新人フリーライターが有名な紙媒体の仕事をとるのは非常に難しいのが現実となっています。
Webライターと紙媒体ライターの原稿料の違い
Webライターと紙媒体ライターではその原稿料に大きな違いがあります。基本的には、紙媒体ライターの方が原稿料は高くなっています。
これにはいくつか理由がありますが、チェックにかかる手間が紙媒体の方が圧倒的に大きい
Webライターの原稿料(給料)
原稿料は紙媒体にくらべ安価な傾向にありますが、編集が簡単で納品ペースもはやいので、量で勝負する傾向にあります。
書くスピードが遅いとWebライターには向いておらず、食べていくのは大変でしょう。
非常に安価なライティング案件は1文字0.1~0.5円なんてものもありますが、プロのWebライターは大体1文字1~5円程度で生活しています。
紙媒体ライターの原稿料(給料)
紙媒体の原稿料もピンキリですが、Webライターに比べると1本あたりの単価が高めで、雑誌類の場合は1文字1円では激安、一文字3~10円、それ以上の案件も多いです。
ただし1記事あたりにかける時間が多いので、一概に「紙媒体の方が儲かる!」というわけではありません。
ライターが持っていると便利なスキル・必須スキル
Webと紙媒体で求められるライティング能力が違うように、所有していると役に立つスキルも違います。
Webライターが持っていると便利なスキル・必須スキル
- 写真加工技術(主にPhotoshop)
- 基礎的なHTML知識
写真加工技術(主にPhotoshop)
「記事に写真をつけて!」といわれる事は多くあります。
そのため写真加工の技術があると重宝されることでしょう。特にプロ用の写真編集ソフトである「Photoshop」の操作をマスターしておくと仕事の幅が広がります。
基礎的なHTML知識
またWebライターの場合、単に記事を執筆するだけでなく、Webコンテンツ用に仕上げて納品することも多いです。
そのため基礎的なHTMLの知識は必須。とはいえ、求められるHTMLのレベルは、一生懸命勉強すれば1週間たらずで身につくようなレベルなので、初心者であってもそこまで怯える必要はありません。
とくに最近はWordPress(ワードプレス)を使ったサイトが増えているので、ワードプレスが使えることが必須条件になっている仕事募集も多いです。
紙媒体ライターが持っていると便利なスキル・必須スキル
- 取材スキル(取材力・写真撮影・テープおこし)
- DTPソフト(InDesign・QuarkXPress)
紙媒体のライターにとって、取材スキルは非常に重要です。個性的で信頼性の高い文章は、自身の取材から生まれることが多いからです。
取材対象とのコミュニケーション能力や会話能力、写真撮影の技術、取材中に録音したテープから情報をまとめる技術が高ければ、取材&ライティングだけで生活することも可能です。
ただ、いい取材を行うためには技術や慣れが必要となるので、新人の場合はとにかく飛び込んで経験を積むしかありません。
DTPソフト(記事のデザインを調整するためのもの)に関しては、仕様が必須というわけではありませんが、1つの記事を自分ひとりで最初から最後まで仕上げるにはなくてはならない技術です。
知っておいて無駄になることはないので、興味がある人は勉強しておきましょう。
まとめ
Webライターと紙媒体のライターは求めらる技術や文章のテクニックが大きく違いますが、どちらか一方に絞る必要はありません。
ただ、新人ライターとしてはWebライターの方が仕事をもらいやすいので、まずはWebライターから経験を重ね、紙媒体にも手を伸ばすか、Webライターの高みを目指すかなど、身の振り方を考えれば良いと思います。
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